デザイン学科卒業生のオオタマキさんによる絵本『天野ジャックはイバりん坊』が出版。原画展が開催されます。

デザイン学科ビジュアルコミュニケーションデザイン専門分野卒業生のオオタマキさんによる絵本『天野ジャックはイバりん坊』が、モモンガプレスより2023年8月29日に出版されました。

 

オオタさんは、1991年に本学を卒業後、工業系テキスタイルデザイナーやガラス造形作家、指導員、服飾雑貨デザイン制作など、さまざまな業種でのクリエイティブ活動を経て、現在は専門学校で講師として教鞭を執る傍ら、芸術系大学の通信教育部に通う大学生でもあります。
 

大切なことを口に出してちゃんと伝えること、そして多様な考えを受け入れること。本書は、「子供たちが未来に希望がもてる社会であって欲しい」という願いを込めて書きあげられた作品で、次の世代を生きる子どもたちへ込めたメッセージのなかに、これまで生きてきた大人たちが抱える痛みと後悔をほんの少し混ぜ込まれた内容となっています。ぜひご家族でお読みください。

 

出版記念イベントとして、「オオタマキ 絵本原画展」が9月12日より静岡にて開催されます。本書と『魔女と魔法使い』（2022年/文芸社）の絵本原画と、ガラス作家時代に制作したガラス立体造形作品が同空間に並びます。ぜひ間近でご覧ください。