受賞・出版等

洋画コース卒業生のソー・ソウエンさんが、「第2回 福岡アートアワード」にて市長賞を受賞。受賞作品展が開催中です。

芸術学部洋画コース卒業生でアーティストのソー・ソウエンさんの作品《お臍と呼吸(Bellybutton and Breathing)》が、「第2回 福岡アートアワード」の大賞にあたる市長賞に選ばれました。おめでとうございます!
 
ソー・ソウエンさんは、2019年に本学洋画コースを卒業。在学中から一貫して、自己を成り立たせる「身体」や「他者」、「記憶」への関心を軸に、絵画制作を探究しているアーティストです。近年は絵画の他にインスタレーションや映像作品、パフォーマンスなど、表現の領域を広げながら多数の個展やグループ展に出品。2022年には福岡アジア美術館アーティストイン・レジデンスに招聘されるなど、精力的に活動を続けています。
 
 
本賞は、暮らしの中でアートに触れる機会を増やし、アーティストの成長支援に取り組む事業「Fukuoka Art Next」の一環として実施されるもので、福岡市内で目覚ましい活動をおこない、今後さらなる飛躍が期待できるアーティスト(美術作家)を対象に、作品の買い上げをもって贈賞されるアートアワードです。第2回目となる今回は80名の応募があり、選考委員である神奈川県立近代美術館館長の水沢 勉氏、国立国際美術館学芸課長の植松由佳氏、ナショナル・ギャラリー・シンガポール キュレートリアル&コレクションズ ディレクターの堀川理沙氏の3名による審査の結果、市長賞 1名、優秀賞 2名が選出されました。
ソー・ソウエンさんの受賞作品《お臍と呼吸(Bellybutton and Breathing)》は、本学ギャラリーTerra-Sで開催した開学55周年記念展「FATHOM—塩田千春、金沢寿美、ソー・ソウエン」(2023年11月)でも展示された映像インスタレーション作品で、今後は福岡市美術館の収蔵品として展示活用されていきます。

福岡の「福岡市美術館」では、本アワードでの受賞作品が並ぶ展覧会「第2回 福岡アートアワード受賞作品展」が2024年6月2日まで開催されています。ぜひお近くでご覧ください。

「第2回 福岡アートアワード受賞作品展」

会期:2024年3月28日(木)〜6月2日(日)
   休館日 月曜(祝日の場合は開館し、翌日休館)
時間:9:30〜17:30(最終入場は17:00)
   ※3月28日は10:00から
会場福岡市美術館 2階近現代美術室A・B
   〒810-0051 福岡県福岡市中央区大濠公園 1-6
料金:一般 200円 / 高大生 150円

お問い合わせ先 CONTACT

京都精華大学 広報グループ

〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
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Fax:075-702-5352
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※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。

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