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10/10(木) 「マンガ人類学(Anthropographiks)」に関する講演会を京都精華大学 伝統産業イノベーションセンターと総合地球環境学研究所が協働開催

京都精華大学(所在地:京都市左京区、学長:ウスビ・サコ) 伝統産業イノベーションセンターは、総合地球環境学研究所との連携事業として、フランス国立科学研究センター(CNRS)から人類学者フレデリック・ジュリアン氏を招いた講演会を開催します。本講演では、ジュリアン氏自らが考案した研究方法「Anthropographiks(マンガ人類学)」をもとに、フランスと日本における伝統技術の比較研究についてお話しいただきます。
 
今回の講演は、本学が2018年度に採択を受けた文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」における「持続可能な社会に向けた伝統文化の『表現』研究」の一環です。この事業において、本学はCNRSと連携し、コミュニケーションツールとしてのマンガ・アニメーションの応用研究を行っています。

京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター・総合地球環境学研究所 共同シンポジウム 人類学者フレデリック・ジュリアン氏 講演会

日 時:2019年10月10日(木)16:20~17:50
テーマ:Anthropographiks(マンガ人類学):
an Intersection of Artisan, Scientist and Mangaka's Savoir-Faire
[職人と学者、漫画家の出会いが生むもの-『マンガ人類学』の研究手法を通して]
 
登壇者:Frédéric Joulian [フレデリック・ジュリアン]
人類学者/フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)マルセイユ校准教授
主な研究課題に、技術的・文化的現象が進化の過程にもたらす長期的な影響や、アフリカとヨーロッパにおける人間と動物間の交流など。現在は独自の研究方法「Anthropographiks」の実践と、「わざ」の比較研究をテーマにした国際プロジェクトに取り組む。
 
概 要:ジュリアン氏は「Anthropographiks」プロジェクトにて、文字と絵、写真、映像、音を研究のあらゆる過程で組み合わせ、学術的な記述をより広い読者層に向けて伝える編集方法に取り組んできました。本講演では、フランス、アメリカ、日本で制作されたバンド・デシネ、コミック、マンガを例に「Anthropographiks」がもつ可能性を紹介します。
 
会 場:京都精華大学 黎明館 L-001(京都市左京区岩倉木野町137)
参加費:参加無料/申込不要  言語:英語 *日本語への逐次通訳あり
関連事業
■ 第2回マンガ・アカデミック研究会
The Art of Making and the Technical Milieu [ものづくりとわざの現場から]
日 時:2019年10月10日(木)13:00-14:30
会場:総合地球環境学研究所 講演室(京都市北区上賀茂本山457番地4)
参加費:参加無料/申込不要
言語:英語
 
主催:京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター
共催:総合地球環境学研究所
協力:マンガ・アカデミック研究会、フランス国立科学研究センター(CNRS)、フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)

お問い合わせ先 CONTACT

京都精華大学 広報グループ

〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
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Fax:075-702-5352
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※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。

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