受賞・出版等

プロダクトコミュニケーションコース卒業生の永利伸之助さんが、「第57回 毎日.DAS 学生デザイン賞「金の卵賞」プロダクト部門賞」を受賞

(永利伸之助さんによる受賞作品「騎手専用フェイスマスクゴーグル」)
プロダクトコミュニケーションコース卒業生の永利伸之助さんが、在学中に卒業制作として手掛けた作品が、「第57回 毎日.DAS 学生デザイン賞「金の卵賞」」のプロダクト部門賞を受賞しました。おめでとうございます!
 
この賞は、一般社団法人 総合デザイナー協会(DAS)と毎日新聞社が主催するデザインコンペティションで、1968年から開催されており今年で57回目を迎えます。応募対象となるのは、全国の大学、短大、高専ならびに専修学校の在学生で、グランプリに相当する「金の卵賞」が1点と6つの部門賞と入選が設けられています。

永利さんは、騎手がレース中に受ける泥や土の飛散による危険性に着目し、騎手の視界と顔面を守る専用フェイスマスクゴーグルを制作しました。広い視野と高圧エアで泥を除去する機構を備え、実用性を追求しています。

担当教員からのコメント

プロダクトデザイン学科インダストリアルデザイン専攻教員 平田喜大

応募した作品は、永利さんが卒業制作で手掛けた「騎手専用フェイスマスクゴーグル」。騎手は常に前方を走る馬が蹴り上げる土(泥)の塊が顔周辺にかなりの勢いで飛んでくる危険がつきものであり、それによって突然、前方視界が失われたり、目に直撃を受け、打撲など、選手生命の危機にもつながる外傷を負うなど、大きなリスクを抱えながらレースを戦っている。そうした騎手たちに向けて現状の騎手用ゴーグルより視野が広く、構造的にも丈夫な専用ゴーグルと、鼻、頬、口周りをガードするシェル部分を一体化させ、顔面全体をガードすることができるフェイスマスクとして製品デザインを行った。
最も大きな特徴としては、ゴーグルレンズに付着して視界が悪くなった(見えなくなった)際に、小型の高圧圧縮空気ボンベを用いて、鼻の近辺の部位からレンズの左右に向けてエアを吹き付けて視野を取り戻すクリーニング機構を持たせた点である。勿論、それは構想の初期段階から盛り込んでいた機能ギミックで、この製品フォルムもそれを叶える為に最適化されている。考察段階から現役を引退した騎手に複数回ヒアリングを行うなどして、その道のプロの助言を受けながらデザインを丁寧に仕立て上げた点も高い評価につながっているのではないだろうか。

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