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人間環境デザインプログラム教員のウスビ・サコによる「毎日小学生新聞」連載コラムの、第23回目が掲載

人間環境デザインプログラム教員で全学研究機構長のウスビ・サコによる、連載コラム記事「サコ先生のなんでやねん」の第23回目が、2月11日(日)に発行された毎日新聞社「毎日小学生新聞」の一面に掲載されました。
 
連載23回目のタイトルは、「欠かせない異文化交流」。
サコの来日当初(1990年代)、日本人と外国人との交流が少なかったことから、自ら国際交流団体を創立して「共生社会」の実現をめざした交流の場を作っていたことを紹介。講演会や相談会、小学校への出張講義等を実施し、多くの異文化交流を行ってきたといいます。
サコは、他者や他文化と触れ合うなかで「当たり前が異なること」に気づき、そして自分や自文化のことを見つめ直すことが重要だとし、「違いは“良くないこと”と思いがちの日本人に、違いは“ポジティブに楽しめるもの”だと伝えたい」と語り、これからの時代を生きる子どもたちへ「変化を怖がらず“問い”続ける力を身につけてほしい」とエールを送りました。
今回の連載記事の挿絵は、京都精華大学マンガ学部カートゥーンコース4年生のシュ・ショウセイさんが担当しています。
「毎日小学生新聞」は、1936年に創刊した、日本で最も歴史のある小学生向けの日刊紙です。これまでマンガ家の手塚治虫氏や松本零士氏など、著名な作家や文化人が数多く執筆してきました。
 
ウスビ・サコの連載は、毎月第2週の日曜日に掲載される予定です。ぜひ続けてお読みください。

ウスビ・サコ  Oussouby SACKO

人間環境デザインプログラム教員、全学研究機構長、アフリカ・アジア現代文化研究センター長、情報館長  
1966年アフリカ・マリ共和国生まれ。 2001年に京都精華大学人文学部教員に着任。2013年から人文学部学部長を務めたのち、2018年4月から2022年3月まで京都精華大学学長を務める。専門は空間人類学。著書に『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』『ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」』『「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと』など。

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