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人間環境デザインプログラム教員のウスビ・サコによる「毎日小学生新聞」連載コラム、第6回目が掲載

人間環境デザインプログラム教員で全学研究機構長のウスビ・サコによる、連載コラム記事「サコ先生のなんでやねん」の第6回目が、9月11日(日)に発行された「毎日小学生新聞」にて掲載されました。
 
連載6回目のタイトルは「遊びで得る多くのこと」。
幼いころの、マリでの遊びを紹介。外で体を動かすことが多く、近くでとれる材料から共同で道具を作り、ルールを話し合って決めていくことで、遊びを通してコミュニケーション能力が養われ、環境への意識も高まったといいます。近年、遊びの中心となっているゲーム機やスマホなどは、「世界中の人たちとつながれるチャンスを与えてくれる」としながら、遊びの目的が「クリアするため」や「勝ち負けを決める」だけになっていることを危惧。遊びのいいところは、「子ども同士が誰からの命令も受けず、平等に意見を出し合えること。そのうちに、互いに認め合うことを学んでいく」ことだと述べています。
今回の本連載記事の挿絵は、京都精華大学マンガ学部カートゥーンコース4年生の奥川留衣さんが担当しています。
「毎日小学生新聞」は、1936年に創刊した、日本で最も歴史のある小学生向けの日刊紙です。これまでマンガ家の手塚治虫氏や松本零士氏など、著名な作家や文化人が数多く執筆してきました。
 
ウスビ・サコの連載は、毎月第2週の日曜日に掲載される予定です。ぜひ次回も続けてお読みください。

ウスビ・サコ  Oussouby SACKO

人間環境デザインプログラム教員、全学研究機構長、アフリカ・アジア現代文化研究センター長、情報館長  
1966年アフリカ・マリ共和国生まれ。 2001年に京都精華大学人文学部教員に着任。2013年から人文学部学部長を務めたのち、2018年4月から2022年3月まで京都精華大学学長を務める。専門は空間人類学。著書に『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』『ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」』『「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと』など。

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