研究活動

廃校になった小学校を舞台にアートプロジェクトを展開。「越後妻有 大地の芸術祭2022」に芸術学部教員・大学院生・卒業生が作品出展中

7月30日より開催されているアートトリエンナーレ「越後妻有 大地の芸術祭 2022」
京都精華大学では2009年から、廃校となった十日町市立中条小学校枯木又分校を拠点に、芸術学部教員、学生、卒業生有志によるアートプロジェクト「枯木又プロジェクト」を継続的に行っています。

芸術学部立体造形専攻教員の内田晴之、吉野央子を中心に行う本プロジェクトは、風景・農業・養鶏・食・循環といった、人間と自然、地域の共存において重要なテーマに対して、緑に囲まれた元枯木又分校の立地を活かし、インスタレーションや映像、彫刻など広く作品に展開しています。また、企画にはキュレーターとして活躍する同学部教員で、副学長の吉岡恵美子も協力しています。
8月14日には、芸術研究科博士前期課程に在籍中の鐵羅佑さんによる暗黒舞踏の公演「地敬(chikei)」も開催予定です。内田晴之の作品「大地の記憶」の中に入り、周囲の環境と一体になった踊りを披露します。
「枯木又プロジェクト」会期は、9月4日(日)までです。ぜひご覧ください。

越後妻有大地の芸術祭 2022「枯木又プロジェクト」

「枯木又プロジェクト」(大地の芸術祭公式Webサイトより引用) Photo by Hatakeyama Takashi
● 公開期間:2022年7月30日(土)~9月4日(日) ※火・水曜日休館
● 時間:10:00〜17:00
● 場所:新潟県十日町市中条東枯木又(旧枯木又分校)
● 料金:個別鑑賞券300円(枯木又分校入館料)もしくは、「大地の芸術祭2022 作品鑑賞パスポート」により鑑賞可
● 制作年:2009年、2012年、2015年、2018年、2022年 
出展作家:
・内田 晴之(芸術学部立体造形専攻教員)
・吉野 央子(芸術学部立体造形専攻教員)
・芳木 麻里絵(芸術学部版画分野 卒業/芸術学部非常勤講師)
・劉李杰(リュウ・リケツ)(芸術研究科博士前期課程修了/芸術学部非常勤講師)
・みやび(デザイン研究科修士課程修了/デザイン学部助手)
企画:吉岡恵美子(芸術学部教員)

● イベント出演:鐵羅 佑(芸術学部立体造形専攻 卒業/芸術研究科前期課程芸術専攻 在学生)
暗黒舞踏公演「地敬(chikei)」
日時:8月14日(日)19:00開演
場所:新潟県十日町市中条東枯木又(旧枯木又分校)

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