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人間環境デザインプログラム教員のウスビ・サコによる「毎日小学生新聞」連載コラム、第2回目が掲載

人間環境デザインプログラム教員で全学研究機構長のウスビ・サコによる、連載コラム記事「サコ先生のなんでやねん」の第2回目が、5月8日(日)に発行された「毎日小学生新聞」にて掲載されました。
 
連載2回目のタイトルは「日常でない平和」。
出身地であるマリ共和国北部で今なお続いている紛争を例にあげ、一部の民族から始まった紛争が、国と国、そして地球規模での出来事に発展してしまっている状況を紹介。「自由と平等に生きる権利を守ることは、全ての国の義務だ」とし、改めて「平和とは何か」を読者に問いかけました。サコは、「平和は戦いで獲得するものではない。互いに尊重し、認め合うことで作られる状況」だと述べ、一人一人の行動で関わっていくことが重要だと語っています。
また、本連載記事の挿絵は、京都精華大学マンガ学部カートゥーンコース4年生の奥川留衣さんが担当しました。
平和の象徴である白い鳩に囲まれながら、幼い兄弟が安心して眠っている様子が描れています。
「毎日小学生新聞」は、1936年に創刊した、日本で最も歴史のある小学生向けの日刊紙です。これまでマンガ家の手塚治虫氏や松本零士氏など、著名な作家や文化人が数多く執筆してきました。
ウスビ・サコの連載は、毎月第2週の日曜日に掲載される予定です。ぜひ次回も続けてお読みください。

ウスビ・サコ  Oussouby SACKO

人間環境デザインプログラム教員、全学研究機構長、アフリカ・アジア現代文化研究センター長、情報館長  
1966年アフリカ・マリ共和国生まれ。 2001年に京都精華大学人文学部教員に着任。2013年から人文学部学部長を務めたのち、2018年4月から2022年3月まで京都精華大学学長を務める。専門は空間人類学。著書に『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』『ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」』『「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと』など。

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