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デザイン学部ビジュアルデザイン学科の学生チームがNHK主催ゲームコンテストで選出。7月開催「BitSummit」にて学生制作ゲームを出展

「Dye to Die」

デザイン学部ビジュアルデザイン学科3年生が「ゲームアートプロジェクト」の授業で制作したオリジナルゲームが、NHKエンタープライズ主催のコンテスト「神ゲー創造主エボリューション」において選出され、日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit」への出展が決定しました。
 
今回出展されるゲーム『Dye to Die』は、ビジュアルデザイン学科デジタルクリエイションコースの学生8名と、同学科グラフィックデザインコースの学生1名の、計9名によるチームで制作された作品で、ゲームエンジン「Unreal Engine」を用いて制作された完全オリジナルゲームです。「謎解き × かわいい × ???」をテーマに、ひつじが住む世界を舞台にした謎解き推理ゲームで、独創的なストーリーと魅力的なデザインが大きな特徴です。
 
デジタルクリエイションコースでは、2年次から3年次にかけて3Dデジタル技術を習得し、ゲームの企画・制作に取り組む授業を展開しています。学生たちは、アナログゲームの企画と商品化を通じてゲーム制作の基礎を学び、並行して3DCG、プログラミング、映像編集などのデジタルスキルを習得します。3年次にそれまでに学んだ知識やスキルを生かし、チームでのプロジェクト型授業に取り組みます。この授業では、企画、コンセプトアート、キャラクターデザイン、CG、プログラミングなど、各自の得意分野を生かしながら、デジタルゲームの企画から制作、完成までを実践します。将来、ゲーム制作に携わることを希望する学生にとって特に人気のある授業です。
 
「神ゲー創造主エボリューション」では、応募総数600件以上、参加者数は専門学校や芸術大学の学生から社会人までを含む2,800人以上という規模で実施されました。その中で二次審査を通過した『Dye to Die』を含む23作品が選出され、「BitSummit」への出展が決まりました。
 
「BitSummit」は、毎年京都で開催される日本最大級のインディーゲームの祭典です。「国内のおもしろいインディーゲームを海外に向けて発信する」という趣旨のもと、2012年後半に発足されました。2023年には来場者数が23,000人を超え、日本国内外から注目される大規模なイベントに成長しています。来場者は、出展されたゲームを自由に遊ぶことができ、インディーゲームの魅力を直接体験することができます。

ゲーム、映像、インタラクティブアートなど多様な表現を追求する学生たちの成果を、ぜひ会場にてご覧ください。

  • 日程

    2025年7月18日(金)〜7月20日(日)
    ※一般公開 7/19(土)、20(日)(7/18(金)ビジネスデイ)

  • 時間

    10:00~17:00

  • 会場

    〒606-8343 京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9−1
  • 出演・出展者

    デザイン学部ビジュアルデザイン学科3年生
    『Dye to Die』制作チーム 9名
    ほか

  • 予約

    不要

  • 料金

    一般/大学生 2,200円(当日)

「謎解き✕かわいい×???」をテーマに制作されたゲーム『Dye to Die』紹介動画

指導教員:大溝 範子(デザイン学部デジタルクリエイションコース教員)

京都精華大学美術学部デザイン学科卒業。アーケードゲーム「ガンブレードNY」「トップスケーター」、家庭用ゲーム「ブリンクス」「ブルードラゴン」「ラストストーリー」などの制作に携わる。ゲームキャラクターのディレクション及びゲーム開発全般、プロジェクトマネージング、人事採用まで幅広く担当。現在、スマートフォンのゲームアプリのアートディレクション等で活動中。

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