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京都国際マンガミュージアムにて、企画展「描くひと 谷口ジロー展」が開催

( 谷口ジロー「光年の森」/「事件屋家業」©PAPIER )


京都精華大学が運営する京都国際マンガミュージアムにて、企画展「描くひと 谷口ジロー展」が開催されます。
 
この展覧会では、緻密な作画と構成により国内外で高く評価されているマンガ家 谷口ジロー氏の原画が、約200点展示されます。細密な描き込みや、スクリーントーンの重ね貼りと削り込み、自然の色彩に根差した色使いなど、50年以上にわたり描き続けてきた谷口氏の軌跡をご覧いただくことができます。
 
また、原画を鑑賞することで多くの発見がある谷口作品を展示するにあたり、実際の谷口作品を事例に、マンガに対する「なぜ?」を解説するコーナー<マンガ原画の観方>が設置されます。ぜひあわせてご覧ください
※本学在学生は学生証の提示により入館が無料になります。

  • 日程

    2022年6月2日(木)〜8月29日(月)
    休館日 火曜日、水曜日(ただし、7月14日(木)~8月29日(月)は無休)

  • 時間

    10:30~17:30(最終入館は17:00まで)

  • 会場

    〒604-0846 京都市中京区烏丸通御池上ル (元龍池小学校)
  • 予約

    不要

  • 料金

    無料 ※ミュージアムへの入館料は別途必要(在学生は入館料無料)

谷口ジロー(たにぐち・じろー)

1947年生まれ。鳥取県鳥取市出身。高校卒業後、京都の衣料品会社に勤務しつつ、本格的にマンガ制作を開始。石川球太のアシスタントを経て、1971年「嗄れた部屋」を『ヤングコミック』に掲載し、プロデビュー。
関川夏央との共作による「事件屋稼業」(79~80 / 82~94)がヒット。関川との共作「『坊っちゃん』の時代」(87~96) は、第22回日本漫画家協会賞優秀賞(93)、第2回手塚治虫文化賞マンガ大賞(98)などを受賞。
1994年、久住昌之・原作による「孤独のグルメ」連載開始。同作はテレビドラマ化もし、大ヒットする。
同年連載開始の「父の暦」がフランスの第28回アングレーム国際漫画祭で受賞(01)したことを皮切りに、それまでも評価の高かった海外で次々と受賞。その後、「mon année」(ジャン=ダヴィッド・モルヴァン・原作 (09))や、「千年の翼、百年の夢」(ルーヴル美術館からの依頼(14))など,海外に仕事の場を広げる。
その他、「歩くひと」(90~91)、「遥かな町へ」(98)、「神々の山嶺」(夢枕獏・原作(00~03))など代表作多数。
2017年、逝去。

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京都精華大学 広報グループ

〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
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※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。

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