葛本 康彰 KUDZUMOTO Yasuaki

専門分野

彫刻 / 現代美術 / インスタレーション

所属
  • 芸術学部 造形学科 立体造形専攻

経歴・業績

京都教育大学教育学部卒業、京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程修了
大学院在学中より京都市左京区の北白川美術村のスタジオで制作をはじめる。作品制作を人間と自然の関わりのひとつの在り方と捉え、自然現象によって素材が独特のフォルムやパターンを獲得する独自の手法を考案し、実践している。個人での制作・発表のほか、展覧会のキュレーションや里山での野外芸術企画の運営にも携わる。主な展覧会に、2025『中之条ビエンナーレ2025』旧廣盛酒造|群馬、現代美術-茨木特別展『Transfer』茨木市福祉文化会館|大阪、2024『学園前アートフェスタ2024』(キュレーション)近鉄学園前駅周辺エリア|奈良、個展『空のあらまし spectacle in the air』 守山市民ホール|滋賀、2023『木津川アート2023』ロートリサーチビレッジ京都|京都、2022『イワミアーツプロジェクト2022』 湯里まちづくりセンター|島根、『KYOTO ART LOUNGE EXHIBITION ベールの光景』 COCON KARASUMA 2F アトリウム|京都、個展『Four Sequences』 galerie16|京都。2021年度平和堂財団芸術奨励賞受賞。

メッセージ

身の回りのあらゆるものが彫刻の“素材”になる可能性を持っています。それは人間と長い年月を共にしてきたものかもしれませんし、ぽっと出の新素材かもしれません。自然が生み出したものだったり、幾人もの人の手を介してやってくるものだったり、時には流動的で不確かなものだったりもするでしょう。
いずれにしても、目の前に素材が現れることにはそれなりの理由があって、そうした素材の過去や性質を引き受けたり、行為によって上書きしたりして何かを形作ることで作品制作は進みます。
そうした素材や制作プロセスに対する自らの視点に気付き、必要な技術を見定めて習得してゆく過程が彫刻制作の醍醐味のひとつのように思います。
 
そうした道中は、楽しいだけではやっていけませんが、楽しくないとやってられません。
選択するかどうかは別として、大学での学びが皆さんの人生に「ものづくりを続ける」という選択肢として定着するように、一緒によい時間を過ごしましょう。

作品・著書・研究活動など