小松 正史 KOMATSU Masafumi

専門分野

音環境デザイン / サウンドスケープ論

所属
  • メディア表現学部 メディア表現学科 音楽メディア専攻
  • メディア表現学部 メディア表現学科 音楽表現専攻

経歴・業績

環境音楽家・音育家・音環境デザイナー。1971年、京都府宮津市生まれ。明治大学農学部(農業土木・緑地学専修)卒業。明治大学大学院農学研究科博士前期課程(農業経済学専攻)修了。京都市立芸術大学大学院音楽研究科修士課程(作曲専攻)修了。大阪大学大学院工学研究科博士後期課程(環境工学専攻)修了。博士(工学)。

 
音楽だけではない「音」に注目し、それを教育・学問・デザインに活かす。学問の専門分野は、音響心理学とサウンドスケープ論。BGMや環境音楽を制作し、ピアノ演奏も行う。多数の映像作品への楽曲提供や音楽監督を行う。また、京都タワー・京都国際マンガミュージアム・京都丹後鉄道・耳原総合病院などの公共空間の音環境デザインを行う。聴覚や身体感覚を研ぎ澄ませる、独自の音育(おといく)ワークショップも全国各地で実践。
 
著書に『音ってすごいね』(晃洋書房、2004年)、『京の音』(淡交社、06年)、『サウンドスケープの技法』(昭和堂、08年)、『みんなでできる音のデザイン』(ナカニシヤ出版、10年)、『サウンドスケープのトビラ』(昭和堂、13年)、『賢い子が育つ耳の体操』(ヤマハミュージックメディア、17年)。『1分で聞こえが変わる耳トレ!』(ヤマハミュージックメディア、17年)。共著に『小さな音風景へ』(時事通信社、97年)、『音楽文化学のすすめ』(ナカニシヤ出版、07年)、『保育と表現』(嵯峨野書院、15年)、『毎日耳トレ!』(ヤマハミュージックメディア、17年)。
 
ピアノCDアルバムに『The Scene』(02年)、『Mahina』(04年)、『コヨミウタ』(05年)、『キョウトアンビエンス』(07年)、『うち水』(08年)、『Life』(09年)、『Innocence』(13年)、『キョウトアンビエンス 2』(14年)、『スターアンビエンス』(15年)、『イン・ザ・グリーン』(15年)、『キョウトアンビエンス 3』(16年)、『スクール・メモリーズ』(16年)、『パークアンビエンス』(16年)。『丹鉄メロディ』(17年)。『いのちのそばに』(17年)、『熊野古道組曲・天地』(18年)、『漢方音楽』(18年)、『キョウトアンビエンス 4』(19年)。
 
公式SNS
X

メッセージ

身近に漂う音。その奥深さに触れることは、人生を豊かにさせます。音を聴いて感じて発信する楽しさをともに味わいましょう。

作品・著書・研究活動など