川本 静香 KAWAMOTO Shizuka

専門分野

臨床心理学 / 自殺予防学

所属
  • 共通教育機構

経歴・業績

山口県生まれ。立命館大学大学院文学研究科人文学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。臨床心理士・公認心理師。子どもや若者のうつ病、自殺・自死、学校における自殺予防に関する研究に従事。国立精神・神経医療研究センター、立命館グローバル・イノベーション研究機構、山梨大学教育学部などを経て現職。
著書に『大学生におけるうつ病の二次予防に関する臨床心理学研究』(ナカニシヤ出版)、共著に『学校における自殺予防教育プログラムGRIP』 (新曜社)、『子ども理解と教育相談−移行期支援の視点から−』(東洋館出版)、『教師とSCのための カウンセリング・テクニック2 「気にしたい子」「困っている子」と関わるカウンセリング』(ぎょうせい)。

メッセージ

生きていると、たくさんの大変なことやつらいことに出会い、それをひとりで抱えてしまうことがあります。そうしたつらさは、時に精神疾患という形になってその人の人生に影響を及ぼすこともあります。私はそうした心のつらさについて、特に「うつ病」や「自殺・自死」の研究や臨床に携わってきました。
「うつ病」や「自殺・自死」と聞くと、自分ではない「誰かの話」だと思う人もいるかも知れません。私はそんな「誰か」の話として線を引かれてしまう「うつ病」「自殺・自死」を、できるだけ「みんなの話」として扱い、予防や支援につなげていきたいと思っています。よかったら、どうすれば「みんなの話」になるのか、どうすれば誰もが「生きよう」と思いやすい毎日になるのかを、一緒に考えてみませんか。

作品・著書・研究活動など