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人間環境デザインプログラム教員のウスビ・サコによる「毎日小学生新聞」連載コラムの、第22回目が掲載

人間環境デザインプログラム教員で全学研究機構長のウスビ・サコによる、連載コラム記事「サコ先生のなんでやねん」の第22回目が、1月14日(日)に発行された毎日新聞社「毎日小学生新聞」の一面に掲載されました。
 
連載22回目のタイトルは、「自分の責任、役割とは」。
サコは、故郷・マリ共和国で行われる成人の儀礼を紹介。「成年年齢」を迎えた若者は、自分の社会的な役割を認識させられ、責任について考える節目になると言います。一方 日本では、「成年年齢」を迎える若者にその意識が遠いこと、社会的役割を考える教育が不十分であることを危惧。世界各国における成人の儀式の定義や役割、「成年年齢」が異なることに触れながら、ただ年齢を重ねるだけではなく、それぞれの社会の中で義務を果たし責任を持てる「成年年齢」を設定したうえで、社会が「その人に対して立場を与えること」も重要だと語りました。
今回の連載記事の挿絵は、京都精華大学マンガ学部カートゥーンコース3年生の川崎颯大さんが担当しています。
「毎日小学生新聞」は、1936年に創刊した、日本で最も歴史のある小学生向けの日刊紙です。これまでマンガ家の手塚治虫氏や松本零士氏など、著名な作家や文化人が数多く執筆してきました。
 
ウスビ・サコの連載は、毎月第2週の日曜日に掲載される予定です。ぜひ続けてお読みください。

ウスビ・サコ  Oussouby SACKO

人間環境デザインプログラム教員、全学研究機構長、アフリカ・アジア現代文化研究センター長、情報館長  
1966年アフリカ・マリ共和国生まれ。 2001年に京都精華大学人文学部教員に着任。2013年から人文学部学部長を務めたのち、2018年4月から2022年3月まで京都精華大学学長を務める。専門は空間人類学。著書に『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』『ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」』『「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと』など。

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