受賞・出版等

[学内者限定]国際文化学部客員教員 羽田 正による講演会を開催。「現代を理解するためのグローバルヒストリー」をテーマに講演いただきます

国際文化学部客員教員 羽田 正による講演会「現代を理解するためのグローバルヒストリー」を開催します。
グローバルヒストリーとは、個々の国や地域の歴史のみを対象とするのではなく、世界全体の人やモノ、文化の動きを切り口に歴史をとらえる考え方で、新しい歴史観として近年注目を集めている研究分野です。

羽田は東京大学教員として、イランを中心としたイスラーム圏の歴史研究、そして「新しい世界史」の提唱と実践において、国際的に広くグローバルヒストリー研究を牽引してこられました。
内閣総理大臣官邸「20世紀を振り返り21世紀の世界秩序と日本の役割を構想するための有識者懇談会」委員や、日本ユネスコ国内委員会委員を務めるなど、有識者としての社会貢献も積極的に行われ、2017年に紫綬褒章、2020年にはフランス教育功労章を受章されています。

このたび、国際文化学部グローバルスタディーズ学科主催で講演会を開催し、グローバルヒストリーはなぜ必要か、グローバルヒストリーの方法を用いれば何が分かるのかを解説いただきます。
本講演は、グローバルスタディーズ学科の科目「グローバルヒストリー概論」「国際開発論」の受講者を対象としていますが、他学部の学生や教職員の方もご自由にご参加いただけます。
新たな視点で現代の国際社会を考え、理解を深めるきっかけとなる講演会です。ぜひご参加ください。

講演会「現代を理解するためのグローバルヒストリー」

日程:1月26日(木)
● 時間:13:00~14:30
● 会場:明窓館4階ラーニングコモンズ
● 主催:国際文化学部グローバルスタディーズ学科
※グローバルスタディーズ学科の授業「グローバルヒストリー概論」「国際開発論」の二科目が合同で実施します

講師プロフィール

国際文化学部客員教員 羽田 正

1953年大阪府生まれ。京都大学文学部卒、パリ第3大学Ph.D。
イラン史、イスラーム世界史研究から始まり、現在は世界史の理解の仕方、描き方についての研究を進めている。京都橘女子大学(1986~89年)、東京大学(1989~現在)で教員を務める。この間、東京大学東洋文化研究所⾧(2009~12年)、東京大学副学⾧(2012~15年)、東京大学理事・副学⾧(2016~19年)、東京大学大学執行役・副学⾧(2019~21年)を歴任。現在は、東京大学東京カレッジ⾧。2017年紫綬褒章、2020年フランス教育功労章を受章。

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