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京都市が主催する「大学生・ごみ減量サポーター事業」に参画

京都精華大学では2019年7月より、京都市が主催する「大学生・ごみ減量サポーター事業」に取り組んでいます。
人文学部教員田村有香の指導のもと、留学生を含む学生3名が参加し、チームを立ち上げました。

本事業は、京都市内にある大学の学生たちが、ごみの削減をめざした取り組み事例をSNSで配信し、投稿についた「いいね」の数を競いあう、チーム対抗のプロジェクトです。
各大学3名から5名のチームを編成し、自らが実践した日常生活における「リユース」や分別の取り組みを、SNS「Instagram(インスタグラム)」「Twitter(ツイッター)」の場で配信します。「いいね」で共感を得た数で順位を競い合い、上位チームは京都市より表彰される予定です。
本学のチームは「GreenLife」という名前で、学部を横断して取り組んでいます。
参加者は田村による全学部共通の講義「環境社会学」と「生活環境学」の受講者で、デザイン学部プロダクトコミュニケーションコース、建築コースの学生と、芸術学部映像専攻でマダガスカル出身の留学生3名です。
各チームが作成した投稿記事は、「大学生・ごみ減量サポーター事業」公式アカウントを通して配信されます。
「GreenLife」による記事も既に配信されていますので、ぜひ投稿に「いいね」をして、応援のほど宜しくお願いいたします。
「GreenLife」が課題にとりあげたのは、プラスチック粒子(マイクロプラスチック)が原因となっている海洋汚染の問題です。今回はプラスチックを原材料とし、世界規模での大量廃棄が問題視されているストローの代替品として、大麦の茎を素材とした「麦ストロー」に注目しました。
9月11日には石川県小松市にある、麦ストローの生産を行う企業「(株)ロータスコンセプト」にて訪問調査を実施。社長の蒲田氏から生産方法や流通についてお話をお伺いしたり、実際に大麦を切ってストローを作るワークショップに参加しました。
生活に身近なストローという商品を通じて、プラスチックごみの問題を多くの人に知ってもらう、そんな取り組みを今後実施していく予定です。
まずは、今年11月に開催される学園祭「木野祭」で、「麦ストロー」を利用した商品の提供などを計画しています。
今後の「大学生・ごみ減量サポーターGreenLife」の活躍にご期待ください。

京都市 大学生・ごみ減量サポーター事業詳細ページ
http://kyoto-kogomi.net/eco_supporter/

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京都精華大学 広報グループ

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※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。

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