学びの成果を社会に活かす「社会実践力育成プログラム」
 
京都精華大学「社会実践力育成プログラム」は、約50種類の地域や企業等との連携プログラムを用意し、社会実践力を身につけることをめざすとともに学生たちが夢に近づける機会を提供する、全学共通の科目です。
京都精華大学「社会実践力育成プログラム」は、約50種類の地域や企業等との連携プログラムを用意し、社会実践力を身につけることをめざすとともに学生たちが夢に近づける機会を提供する、全学共通の科目です。
本プログラムでは、課題を通じて、(1)解決する力(連携先の問題を何らかの方法で解決する形態)(2)提案する力(連携先の問題を何らかの方法で提案する形態)、(3)調査する力(様々な社会現象を調査する形態)、(4)表現(連携先に対して自身の制作活動などで表現する形態)する力を身につけることをめざします。
										学びの体制
			「社会実践力育成プログラム」は以下の5科目に分けられます
(1)大学連携プログラム
(2)インターンシップ
(3)海外ショートプログラム
(4)国内ショートプログラム
(5)産学公連携PBLプログラム
上記の5つの選択科目から1科目を受講することで社会実践力を身につけます。
1プログラムあたりの受講生は20名程度。学外とつながること、体験や実践を伴うこと、短期集中で取り組めること、他学部の学生・教員と協同できることがプログラムの特徴です。
				2024年度プログラム例
大学連携プログラム
京都精華大学と連携する大学との連携プログラムや国内で提供される授業の受講、国内外の学生と交流します。
| 連携先 | 内容 | 
|---|---|
| 京都大学 | 京都大学と連携を図り、最先端の技術に対して、アート・デザイン・文系視点でアイディアを提案・表現する。 | 
| 金沢大学 | 普段、科学技術に接する機会の少ない受講生に対して、金沢大学ティー・エル・オー(KUTLO)が取り扱う理工・生物系分野の特許・シーズ情報に対して学生が若者・デザイン目線で分かりやすく表現する。 | 
| shared campus | 京都精華大学も創立メンバーとして参加しているShared Campusのポップカルチャーズ研究グループが提供するHacking Global Pop Culturesサマースクールに参加する。 | 
インターンシップ
国内外の企業・団体・地方自治体・NPO・NGO等と連携を図り、職業体験を行います。
| 連携先 | 内容 | 
|---|---|
| 合同会社bank to | webコンテンツ制作、デザインを中心としたクリエイティブ・ファームでデザイナーやディレクター体験 | 
| 株式会社界グラフィックス | ゲームソフトやスマホアプリなどデジタルエンターテインメントコンテンツ開発のための各種3DCG企画制作 | 
| 社会福祉法人わたぼうしの会  たんぽぽの家 アートセンターHANA  | 
            障がい者の芸術活動をサポートする福祉施設で、絵具の配合、商品の仕上げ、作品の仕上げ等 | 
| 株式会社きたやま南山 | 健全な食と農の担い手育成プログラム(農業・流通・加工・料理・商品プロモーション・提供・食育) | 
| AG株式会社 | 京都の食の魅力を伝えるためのレシピ動画作成・配信、インスタグラムでの発信、チラシ等の広告制作 | 
| EarthCampus株式会社 | Jリーグチームの動画編集(撮影)。各種プロジェクトの企画開発、デザイン作成 | 
| KYOTO’s 3D STUDIO株式会社 | 3Dデータを利活用した文化財・観光資源等のデジタルコンテンツサービス制作、運営に関わる業務 | 
| 白糸酒造株式会社 | 脱製造業の職場改善をめざした、新たな職場環境デザインの提案 | 
| 一般社団法人アソボロジー | 子どもも理解でき、大人の学びにも耐えうるSDGsゲーム等の企画・提案 | 
| 伊東板金工業株式会社 | 脱製造業の職場改善をめざした、新たな職場環境デザインの提案 | 
| 大阪石材工業株式会社 | 石材を用いたモニュメント(記念碑)のデザイン考案、ノベルティ等のデザイン考案 | 
| 株式会社 光響 | ・Web サイトデザインのリニューアル、動画編集を通じてレーザーを身近に感じてもらえるコンテンツ制作活動 ・レーザー機器を⽤いた作品づくり  | 
        
| クリエイティブ職A・B | クリエイティブな企業の現場で価値ある仕事体験を通して自らの専門分野の制作・研究を就業先で、どのように活かすことができるか考える。 | 
海外ショートプログラム
14カ所の国や地域と連携し、異なる文化や語学、美術、デザインを体験を通じて学びます
| 渡航先 | 内容 | 
|---|---|
| アメリカ | カリフォルニア大学デービス校での英語研修と学生との交流 | 
| イタリア | イタリアものづくり研修・アートとデザインの本場フィレンツェで学ぶ通訳付きアート&デザイン短期留学 | 
| フランス | 西カトリック大学でのフランス語研修と学生との交流 | 
| フィンランド | ヘルシンキで北欧デザインを体感 | 
| イギリス | ロンドンでクリエイティブな世界を体験する | 
| スペイン | 多様性の国スペインを体感 | 
| ニュージーランド | オークランド大学での英語研修とニュージーランドの文化体験 | 
| セネガル | アフリカ大陸の最西端、セネガルを歩き、人びとの生活を体験 | 
| フィリピン | セブで集中的に英語を学ぶ | 
| インド | 古代遺跡から最新テクノロジーまで—インドの昔と今を知る— | 
| ベトナム | ベトナムの社会と文化を体感 | 
| タイ | タイ北部の伝統芸術体感と異文化理解 | 
| 韓国 | 大邱大学での韓国語研修と文化体験 | 
| 台湾 | 東呉大学での台湾華語(中国語)研修と文化体験 | 
国内ショートプログラム
国内地域と連携を図り、地域の問題を解決・提案・調査・ 表現します。
| 内容 | 
|---|
| 2024年に100周年を迎える京都府立植物園とのコラボレーション。植物園を訪ね、学芸員の方から植物の説明を受けて擬人化したキャラクターを制作する。 | 
| 嵯峨大念仏狂言を通して地域の歴史・文化を学び、その発展と可能性を探る。 | 
| —東京のいまむかし—東京都台東区の観光マップ製作する。 | 
| 京都百怪イラストをマンガミュージアムで展示する。 | 
| 2000年から新潟県十日町市で3年毎に継続して開催されている、越後妻有アートトリエンナーレ「大地の芸術祭」の鑑賞と現地調査を行う。 | 
| 大学が所在する左京区で、長年地域活性化に従事されてきた京都中小企業家同友会左京支部と連携を図り、左京区の活性化に向けた提案を行う。 | 
| 自分の興味のあるテーマで「京都」を調べ、ZINEという小冊子を制作する。 | 
| 日本最古のNGOの一つである学校法人アジア学院(ARI)訪問し、10か国以上のアジア・アフリカ農村の中間リーダーを集め、多文化状況の中でリーダーシップを学ぶ。 | 
| 茶道から見る日本の美、茶道を通して日本の伝統文化の美を知る。 | 
| 「社会に向き合うのがしんどい」人のために大学のなかで少しずつ社会にかかわる準備をする。 | 
| 自分の価値をどのように相手に伝えることができるかを考えるためのポートフォリオ制作のためのワークショップを行う。 | 
| ピアサポーターに必要な知識の習得はもちろん、ピアサポート活動の要となる多角的なコミュニケーション能力を実践を通して身に付け、学内におけるピアサポーターとして活動できるようになることを目指す。 | 
産学公連携PBLプログラム
国内企業・地方自治体と連携を図り、関係機関の問題を解決・提案・調査・表現します。
| 連携先 | 内容 | 
|---|---|
| Curelabo株式会社 | さとうきび等の未利用資源を活用した素材開発、製造及び販売を行うベンチャー企業のCurelabo株式会社と連携をし、提案書をプレゼンする。 | 
| BEAMS JAPAN | BEAMS JAPANの日本のヒト・モノ・コトを応援するをテーマに、企画をまとめる。 | 
| 有限会社 椎名洋ラン園 | 洋ランの魅力を伝えるコミュニケーションデザイン、「有限会社 椎名洋ラン園」の要望を聞き取り、洋ランと人とのコミュニケーションデザインの企画を探求する(プロダクト、広告、インテリア、空間、体験、映像など)。 | 
| 京都の老舗鮮魚専門店 | おいしい魚の条件とは何か、おいしい魚を食べるためにはどうしたらよいのか。京都の老舗鮮魚専門店が直面している問題点(環境破壊や利益至上主義)を考察して、学生がおいしい魚と出逢える魚屋さんをデザインする。 | 
| 京都の企業・団体 | 学生視点から、京都企業・団体に向けた解決アイディアを提案する。 | 
| その他の企業・団体 | 本学と既に連携をしている企業・自治体や、今後連携する企業・自治体に対して、解決アイディアを提案する。 | 
| その他の企業・団体2 | 社会課題と向き合いながら事業を進める企業と連携を図り、その課題を生活者に分かりやすく伝え、企業の取り組みを魅力的にPRするコンテンツを企画制作する。 |