海外での体験を軸にアフリカ・アジアから世界を見つめる

情報、もの、金が国境を超えてグローバルに行き交うなか、現代社会のあり方を見据え、これからの世界を見通す力が求められています。私たちが考えなければならないことの多くは、既存の学問の枠に収まらず、書物にも答えは載っていません。グローバルスタディーズ学科では、グローバル化の進展とともに大変革期を迎えるアフリカ・アジアの文化や歴史、政治経済を多角的にとらえていきます。学生全員がフィールドワークを行い、語学やコミュニケーションスキルを身につけることで、グローバル社会の中で個々の研究を能動的に遂行できる人へと育てます。また、日本社会や文化についても学び、国際機関やグローバル企業でも通用するスキルを身につけます。
※2021年4月開設予定(内容は予定であり、変更になる可能性があります)

専攻

1年次[共通]

すべての分野を広く学ぶ
専攻に縛られず、世界各地の文化やその成り立ち、文化交流史など幅広く基礎を学びます。国際関係や多文化共生など、2年次からの専攻につながる知識も深め、自身の興味を探ります。同時にコミュニケーションや情報収集のための語学修得をめざし、多様な国の言語から選択して学びます。
 
 

特徴的なカリキュラム

1. アジア諸国に短期留学(1年次)

アジア諸国で約2週間の短期留学に参加する「短期海外ショートプログラム」。東南アジアの社会と芸能文化の体験や、ボランティア活動など興味のあるテーマを選択して参加します。異文化に直に触れ、3年次の長期フィールドワークのための土台となる基礎力を養います。

2. 世界各地で長期フィールドワーク(3年次)

3年次には世界各地で最大6ヶ月間の長期フィールドワークを行います。セネガル、ベトナム、タイなど計7か国から拠点を選ぶことができます。滞在中は海外の提携先大学などで語学を学びながら、自身で設定した研究テーマに応じて現地の人々と交流し、調査を行います。
  • 1. 世界を体験から学び、将来の道につなげる

    長期フィールドワークの目的は、世界各地で起こる問題を、調査を通じたリアルな異文化体験から理解すること。その経験を活かし、身近な社会にある問題を発見し、これからの世界を自分の視点で予測する力をつけます。

  • 2. コミュニケーションを目的とした語学修得

    多様な地域から発信される情報を読み解き、異なる国の人々と意見交換を行うための語学力を身につけます。英語はもちろん、アフリカ圏では基盤となるフランス語についても現地の文化や経済を含めて理解を深めることができます。

  • 3. 幅広く選べるテーマに基づく滞在先

    「文化」を学ぶ学部ならではの強みとして、社会問題や芸術、宗教、食など、研究テーマは幅広い中から各自で自由に設定することが可能。また、滞在先もアジアやアフリカ諸国、ヨーロッパ、アメリカなどからテーマに応じて選択することができます。

  • 4. 滞在時も教員が研究をサポート

    渡航前から、滞在先に関する知識や注意事項、テーマを効果的に調査するための方法など、授業や教員による個別指導などで準備を行います。滞在時も定期的な状況確認など、自身も世界各地で研究する教員が具体的にサポートします。

フィールドワーク事例

  • ニュージーランドでマオリの衣装を研究

    ニュージーランドの先住民族マオリの衣装を研究します。現地で資料収集やインタビューなどを行い、テキスタイルデザインや制作技法について理解を深めます。

  • セネガルで宗教組織の環境問題への取組を研究

    セネガル北部で砂漠化対処に取り組む複数の宗教団体を調査します。提携校でフランス語、ウォロフ語を学びながら、宗教と環境問題の関係性を探ります。

  • ベトナムで孤児と孤児院の現状を調査

    ベトナムの孤児院でボランティアを行いながら調査を実施します。子どもたちの笑顔の背景にある家庭環境や国の経済成長について考察します。

  • 台湾でルカイ族を研究

    拠点校にて中国語を学びながら、台湾原住民のルカイ族について調査します。日本統治時代を経験した古老から当時の状況や日本について聞き取り調査を行います。

学びのポイント

フィールドワークを学びの中心に据え、幅広い知識と経験を得る
海外長期フィールドワークを学びの中心に据え、準備・実践・振り返りを通して幅広い知識と経験を身につけます。また、未知の状況に恐れず向き合い、現場で必要な情報を収集し、自ら道をひらく力を養います。

進化・発展が著しいアフリカ・アジア地域から世界を見つめる

人口、文化、経済など、さまざまな面で急速に成長しているアフリカ・アジア地域。今後国際社会に大きな影響を与えることが予想される同地域を中心に学び、グローバル社会を見通す力を身につけます。

世界各地での調査経験が豊富な教員が指導を担当

指導を担当する教員は、幅広い国や地域で調査・研究活動を続ける現役のフィールドワーカーです。効率的な調査手法から安全に行動する方法まで、豊富な経験から培った知識やスキルを学生に伝授します。

共通科目PICKUP

  • 国際文化論

    私たちがその地域独特の文化だと考えるものは、さまざまな地域、文化の影響を受けるなかでつくり上げられています。この講義では、歴史、文化、政治、経済といった文化を構成する複合的な要素を見わたし、現代社会の成り立ちを学びます。

  • グローバル化と社会

    少子化や移民問題、貿易摩擦など、日本で暮らす中でも感じるさまざまな具体的問題を手掛かりに、世界がこれからどう変動していくのか視野を広げる作業を行います。

  • English discussion

    授業はすべて英語で実施。身近な関心事など、さまざまなテーマについて話し合います。少人数のクラスで英語によるスピーキング力を徹底して強化し、アカデミックな環境で必要とされるディスカッション能力の育成を行います。

  • フィールドワーク入門

    3年次に実施する海外フィールドワークに向けて、渡航先の選定、計画の作成、渡航中の報告、帰国後の報告会までの一連の流れを理解します。また、担当教員が、学生の関心と適性に基づき、渡航先の候補を検討、事前サポートを行います。

卒業後の進路

●国際展開する企業(商社、メーカー、外資系企業)
●国内外の文化を広く伝える企業(イベント企画、旅行・観光)
●出版・広告・マスコミ業界 ●教育関連(中学校・高校教員)
●NGO・NPO・ソーシャルビジネス関連企業 ●研究者 など