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人文学部は行動する。

いくら教室で話をきき、本を読んでも、現場を体験しなければわからないことはたくさんあります。だから、人文学部では、教室を飛び出して、国内外さまざまな現場で、調査や語学研修を行うプログラムを豊富に用意しています。
海外はアメリカ、フランス、ドイツなど欧米に加えて、タイや韓国などアジア地域も。国内では北海道や沖縄などのほか、伝統文化の宝庫である地元京都でのプログラムもあります。
ホームステイで現地の生活にとけ込みながら語学を学ぶこともできるし、オーストラリアの史跡保護団体の仕事を手伝ったり、タイ北部で山岳少数民族と交流したり、京都では座禅や茶道を体験したり。いろいろな角度から日常では得られない体験を重ねることができるのです。
キャンパスを飛び出し、そこの土地に身をおき、人に会い、みて、きいて、身体全体で感じることで、知ることの幅を広げ、考えを深める。それが、精華の人文学部が重視している学びのスタイルです。
精華の人文学部は「体験主義」「国際主義」「学際主義」の3つを学びの方法にすえています。現場を「体験」することで本やインターネットだけでは得られないことを知ります。ほかの国の文化にふれるだけでなく、日本の文化を異なる文化からみつめなおすことで「国際」的な視点を獲得します。そして、それらをひとつの学問領域からだけではなく、いろいろな学問の視点を組み合わせて、「学際」的にとらえていきます。
さあ、精華の人文学部を拠点に、知ることと考えることの冒険に旅立ちましょう。

人文学とは何か。

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“人文学”とは、「人間」について総合的に学ぶ学問です。具体的な事柄を扱いながらも、「人間とは何か」「社会はどのようにできているか」「どう生きるべきか」といった誰もがつきあたるおおもとの問いを深く考えていきます。
性や結婚、家族、学校教育、情報メディア、環境問題、幸福のあり方、テロや戦争……。複雑で入り組んだ現代社会を生きるわたしたちが出会う事柄は、もはやこまかく分かれたバラバラな学問領域では扱いきれなくなってきています。“人文学”は、哲学、歴史、文学、社会、文化、そして自然科学の領域までをふくむ学問の垣根を超えて、その基礎となる学問です。そのことによって、「人間」をあらゆる側面から全体的に扱えるようになります。
“人文学”は遠く古代ギリシャの「リベラル・アーツ」を起源とする長い歴史を有していますが、近年ふたたび注目を集めています。幅広い学問の素養を身につけることで、多様な価値感を多様な視点で判断する力や、異なる考え方をもつ者どうしの開かれた対話を可能にするコミュニケーション力、さらに自分自身を深くみつめる力がつちかわれるからです。
社会に出てすぐに役立つ学問は、逆にすぐ役立たなくなってしまいます。“人文学”は、むしろ、長い人生を歩みつづけるときの、あなたの支えになってくれるはずです。
そして、“人文学”の問いは「世界をどう変えていくか」にたどりつきます。世界は日々刻々と変わっています。しかし、誰かが決めたルールによる変化に身をゆだねるのではなく、自分自身で世界のあるべき姿を考え、主体的によりよい未来をつくっていくことはできるのです。
それが“人文学”の可能性です。

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