これまでの大学院にはなかった、ボーダレスなフィールドと実践的なアプローチ。

京都精華大学の大学院は、芸術研究科、デザイン研究科、マンガ研究科、人文学研究科の4研究科で構成されています。各研究科では、専門性を高めると同時に独創的な見解を深め、「世界に通用する表現」「既存の枠組みを超える新しい表現」を追究。さらに、専門外の領域や実社会とも積極的に関わり、そこで得た成果を企業や地域、世界に向けて発信・提言することで、研究・創造をより高度で普遍的なものにしていきます。

1.企業や社会とのコラボレーションで、実践的な表現を身につける。

企業やNPO、伝統工芸の工房、社会問題の現場などで、実際にプロジェクトを動かすプログラムを用意。伝統工芸を活かした新しい京都の土産物を提案する課題、アスベスト被害の実態を聞き取り調査し、それをアートやマンガで表現する課題など、社会での実践的な取り組みを通じて学びます。また、2010年度には、吉本興業の大﨑洋社長や、プロダクション I.Gの石川光久社長をはじめとする企業のトップが講義。「今後、求められる表現とは何か」などを考えます。

2.4つの研究科を横断する「共通基盤科目」を設置。

新たな表現を創造するためには、枠に捉われない自由な発想が不可欠です。そのため精華の大学院では、表現を包括的に捉えるために、全研究科を横断する共通基盤科目を設置。表現の根本的思想や哲学を学ぶ講義、表現を社会に展開するためのプロジェクトの実践など、どんな分野においても応用可能な表現の基礎を身につけます。また、各研究科に設置されている専門特講科目でも、研究テーマや関心に沿った他研究科の科目を受講することができます。

3.活発な国際的活動・交流で、グローバルな思考を養う。

世界をリードするマンガやアニメーションの研究機関である精華は、そのほかにも、京都の歴史・伝統と革新性を取り込んだアートやデザイン、京都の環境施策や社会基盤整備の先進的取り組みなど、研究内容・立地環境ともに、国際的な注目を集める条件がそろっています。そのため、留学生も多く、国際交流もさかん。こうした環境がグローバルな思考や研究への視点を育んでいます。さらに、留学提携校も数多く、広い視野から研究を深めることが可能です。

4.他領域への越境・融合で表現・研究をさらに高いレベルへ。

表現というテーマを広く捉え、自由に論じる環境をつくるため、制度的に交流を活発にしているのも精華の大学院の特徴のひとつ。マンガを制作する院生が日本画やデザインの教員から助言を受けて作品に活かしたり、サブカルチャー研究に取り組む人文学研究科の院生が作家であるマンガ研究科の教員に話を聞くこともできます。また、作品制作者と理論研究者が立場を越えて学べるプログラムも用意。これにより、創作や分析に幅と奥行きが生まれます。

5.各分野のパイオニアや第一線で活躍中のプロが教員に。

書に関する評論で数々の賞を受賞する石川九楊。独自の表現で少女マンガの可能性を切り拓いてきたマンガ家の竹宮惠子。マンガを軸に多彩な評論を展開する編集者の竹熊健太郎。世界中の都市計画にたずさわる建築家の新井清一。指導教員に名を連ねるのは、アート、文学、デザインなど、さまざまな表現分野をリードするプロフェッショナルばかり。彼らの思想や問題意識に学ぶとともに、自らの提案や疑問をぶつけ、議論できる環境があります。

研究科の入試について

大学院の募集要項については、入試情報をご確認ください。

研究科の編成

芸術研究科
  • 博士前期課程(修士課程) 芸術専攻
  • 博士後期課程(博士課程) 芸術専攻
デザイン研究科
  • 修士課程 デザイン専攻
  • 修士課程 建築専攻
マンガ研究科
  • 博士前期課程(修士課程) マンガ専攻
  • 博士後期課程(博士課程) マンガ専攻
人文学研究科
  • 修士課程 人文学専攻