学びのポイント

  • 映像コースでは、映画のようにストーリーがあって成り立つ映像だけでなく、映像そのものの力で人の感情や感性を揺り動かす「アートとしての映像」をめざします。
    サウンドのイメージを美しい映像で表現する音楽のプロモーションビデオ、建物に映像を投影して幻想的な空間を演出するプロジェクションマッピング、CGによるアニメーションや映像、芸術的な実験映像――これらすべてが映像コースの対象となります。
    映像をめぐるめまぐるしい変化のなか、映像メディアとアートを結ぶ、新しい世代のつくり手が、いまこそ必要とされています。

4年間の学び

  • 映像1年次
    • 1年次●
    • 映像の3つの領域の基礎を身につける。
  • カリキュラムの柱となる、アートアニメーション、ショートムービー、メディアアートの3つの領域から、興味のある授業を選択して学びます。言葉に頼らず、映像の力でみる人の心を動かす。それが3つの領域に共通するテーマ。アートアニメーションでは、手描きによる200枚の絵を使って約1分間の動画をつくり、その仕組みを理解します。ショートムービーでは、与えられたテーマにもとづき、企画から、撮影、編集、上映するまでの流れを体得。メディアアートでは、After Effectsなどデジタル映像系ソフトの使い方を学び、プログラミングによる映像表現に挑戦します。このほか、領域を超えて表現の可能性を広げる、デッサンや立体表現、サウンド制作を学べる授業もあります。

1年次で身につく力

● 3領域から選択する授業を通して、それぞれの映像表現の基礎を習得。
● 基礎的な造形と映像表現の関係を理解する力。

  • 映像2年次
    • 2年次●
    • 歴史を学び、新しい映像をつくり出す。
  • 1年次に引きつづき、3つの領域から授業を選択。各領域の専門的な技術を身につけ、表現の幅を広げます。アートアニメーションでは、クレイアニメーションから3DCGアニメーションまで体験。立体的な映像表現の技法を学びます。ショートムービーでは、ビデオ作品の制作を通じて専門的な編集技法を学ぶ一方、SFX(特殊効果)やVFX(視覚効果)を習得する授業も。メディアアートでは、ある場所に映像を投影して空間全体を作品に変えたり、観客の動作で映像が動き出すような、体験型の作品を制作。また、どの領域にもつながる音楽・音響について深く学べる授業も。映像論の講義では、映像芸術を代表する過去の作品にふれることで、新たな映像表現への意識を高めます。

2年次で身につく力

● 各領域の専門的な知識と技術。
● 映像芸術の歴史的な名作にふれ、新たな映像表現への意識を高める。

  • 映像3年次
    • 3年次●
    • みられることで、あなたの表現は成長していく。
  • これまでに学んだ映像表現を土台に、各自の専門性を3領域から絞ることで表現を深めます。同時に、社会を意識したグループ制作にも取り組みます。たとえば、映画監督や映像作家、CMディレクターなど、国内外で活躍するアーティストを招いて行うワークショップ形式の授業もその一環。実社会における制作現場同様、チームでひとつの作品をつくり上げ、学外での展覧会を企画して発表します。巨大な建築物をスクリーンにみたてたプロジェクションマッピング作品や、いくつもの映像を組み合わせた体験型のインスタレーション作品など、チームでつくる映像表現は多彩です。作品を社会に発表することで、新たな発想や問題点に気づき、次の作品制作に活かすことができます。

3年次で身につく力

● グループによる作品制作に取り組み、展覧会を企画して社会に発表する力。
● 個々の表現スタイルを確立する。

  • 映像4年次
    • 4年次●
    • 誰もみたことがない映像表現を求めて。
  • 卒業制作では2名の教員の指導を受けます。たとえば、メディアアートを専門とする教員とサウンドデザインを専門とする教員に、異なる視点から技術的なアドバイスをもらうことができます。作品制作のほかに、自分の卒業制作に関連した作品研究や作家研究を行ったうえで、作品の意図や伝えたいメッセージを客観的に確認する、8000字に及ぶレポート課題も。作品を批評的な観点でとらえ文章にする力をみがきます。また、月1回ペースで行われるプレゼンテーションでは、自分の思いを「言葉で伝える力」を身につけます。加えて、映像表現の可能性を追求するなかでつちかわれた「チャレンジする精神」。この2つの力は、社会のあらゆる舞台で通用するはずです。

4年次で身につく力

● めざす進路に合わせた、高度な映像表現力。
● 自分の作品を客観的にとらえる批評力と、他者に伝えるためのプレゼンテーション力。

卒業後の進路 各学部の進路

アートとしての映像表現の可能性を追求する映像コース。自分の得意な表現分野をつき詰めることで、専門的な知識と技術を身につけます。そんな映像のスキルを活かせる業界は多く、テレビやCM、アニメーションといった映像プロダクション、ゲームやWeb業界などで卒業生たちが活躍しています。

  • ● テレビやCMの映像ディレクター
  • ● CGデザイナーやゲームクリエイター
  • ● 映像作家、メディアアーティスト
  • ● 中学校・高校の美術教員

取得できる資格

在学中、指定された科目単位を取得すれば、以下の資格を取得することが可能です。
その他、検定・資格取得のための支援講座も用意されています。

  • ●高等学校教諭一種免許状(美術)
  • ●中学校教諭一種免許状 (美術)
  • ●図書館司書
  • ●博物館学芸員
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