研究活動

マンガ学部教員の吉村和真が、「一般社団法人 マンガアーカイブ機構」の業務執行理事に就任

マンガ学部共通教育教員の吉村和真が、2023年5月1日に創立された「一般社団法人 マンガアーカイブ機構」(秋田・横手市増田まんが美術館内)の、初代 業務執行理事に就任しました。
 
この機構は、日本の商業マンガに関する原画や関連資料、雑誌・単行本等の公刊物を後世へ保存・継承するため、全国のマンガ関連施設における収蔵スペースの拡大とアーカイブ強化を目的に、文化庁が実施する「メディア芸術連携基盤等整備事業」における取り組みとして、産学官が連携する形で設立。9月には公式サイトをオープンさせ、収蔵原画の選定などの活動を本格的に開始する予定です。


本機構設立経緯等の詳細について、横手市増田まんが美術館館長の大石 卓氏(本機構 代表理事)と講談社代表取締役の森田浩章氏(本機構 理事)が対談した記事が、ニュースサイト「コミックナタリー」にて公開されています。ぜひお読みください。

吉村和真(マンガ学部共通教育 教員 / 専務理事)

立命館大学大学院博士後期課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員を経て現職。専門は思想史・マンガ研究。
2001年の日本マンガ学会設立、2006年の京都国際マンガミュージアム開館を担当するなど、マンガ研究のための環境整備に取り組む。近年は、高知県、横手市、北栄町、熊本県といった自治体のアドバイザーや各種委員、鳥取県、淡路市らが主催するマンガコンテストの審査員など、これまで蓄積してきた研究成果の社会還元を進めている。
 
学外の主な経歴に、日本マンガ学会理事(2001年度~2017年度)、国際日本文化研究センター客員教授(2016年度~2018年度)、文化庁文化審議会委員(2017年度~2018年度)、文化庁芸術選奨メディア芸術部門審査員(2018年度~2020年度)、文化庁メディア芸術連携促進事業・企画委員(2015年度~2019年度)、文化庁メディア芸術連携基盤等整備推進事業・マンガ分野統括アドバイザー、メディア芸術戦略委員、有識者(2020年度~現在)など。その他、全国での講演活動や各種メディアでの執筆・出演などを随時行っている。
 

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