京都精華大学 教育後援会 Kyoto Seika University Parents Association

2014.11.10

  • 活動報告

2014年度 教育後援会総会 開催報告

2014年7月5日に今年度の総会を開催いたしました。総会は、年に一回開催する教育後援会の最高決議会議であり、役員の選任や事業・決算を報告し、承認を行っております。
今回は約84名の出席をもって開会しました。大学からは竹宮惠子学長をはじめ、赤坂博理事長、各学部長など、14名が出席しました。

はじめに、教育後援会顧問である竹宮学長が「学生たちの様々な活動をサポートしていけるよう、ご父兄のみなさまと話をしながら一緒に考えていきたい。」と挨拶を述べられました。続けて、今年度の役員、役職役員の選任が行われ、会長に選任された渡辺裕子さんによる就任の挨拶がなされました。その後、2013年度の寄付事業の実績(別項参照)を含めた前年度事業報告・決算、2014年度事業計画・予算などが説明され、承認されました。

特に教育後援会から大学へ寄付を行なう事業は、以下となりました。
東日本大震災の被災者支援から始まった「家計急変のための給付奨学金」は、厳しい社会情勢に照らし、今年度も家庭の都合で修学の継続が困難になった学生を支援していきます。
新たに開設する「交換留学生支援奨学金」では学生の渡航や滞在費用の一部を援助し、1人でも多くの学生に留学や、研究における対象地域での長期滞在の機会を提供し、学習や研究を支援したいと考えています。
加えて、朝食を習慣づけ、規則正しい生活を促す、学食での「150円朝食」の提供や、食堂の設備・備品のリニューアル事業も計画されています。
他には、建学の理念に関連して初代学長岡本清一氏の写真、映像、文書資料の整理・編纂、またキャリア教育に関する新しいプログラムの開発、さらに、情報館における図書資料の拡充などに取り組んで参ります。


■2013年度寄付事業実績報告

1. 家計急変学生のための給付奨学金

家計の急変で修学が困難になった学生を対象に、授業料を給付しました。2013年度は9月と2014年2月の2回に学内の立看板やWeb等で広く告知を行い、特に9月は全保護者へ要項も郵送しました。書類審査を経た者を面談し、下記の通りで採用認定者を決定いたしました。
出願者:57名
採用認定者:54名


2. 学生交流スペース創出

悠々館(学生食堂)の横に、学たちが集い、憩うためのスペースを整備しました。設計と施工は建築学科とプロダクトデザイン学科の学生たちが協力しました。

3. 多目的ホール用 映像・音響機材充実

ポピュラーカルチャー学部の新実習棟「友愛館」3階に設けられた、全学部の学生たちが利用する多目的ホール「Agora(アゴラ)」の映像・音響機材の整備を行いました。

4. 情報館における図書・視聴覚資料の拡充

学生からのリクエスト等(図書資料729点・視聴覚資料5点)/展覧会カタログ(図書資料137点) 計871点を購入いたしました。

5. 創立45周年記念 著名人招聘事業支援

創立45周年記念事業のダライ・ラマ14世講演会の運営支援を行いました。

2013年11月23日(土)「世界を自由にするための方法 学生との対話」 京都精華大学 体育館
(総参加者数:1477名 うち保護者参加者数296名)

2013年11月24日(日)「世界を自由にするための方法 宗教家と芸術家の視点から」 京都国際会館
(総参加者数:1622名 うち保護者参加者数208名)

 

 

■教育後援会 2014年度役員について