人文学部の学生が、京都市動物園内に再現した「里山の森」で環境教育を実施

2015 年 10 月 13 日

ワークショップの様子

今年9月に京都市動物園内にオープンした「京都の森」は、園内に「里山の森」を再現し、来園者に豊かな自然の中で、人と野生動物の関わりを学んでもらおうと作られました。
この企画・運営には人文学部 板倉 豊ゼミの学生たちが参加しており、準備段階から園内の水質調査を行い、水田作りや造園などに協力しています。

オープン後は、「京都の森」を活用した子ども向けワークショップを企画・実施しており、水田での生物観察、田植え・稲刈り体験、ザリガニ釣りなどを行っています。また来年には園内でゲンジボタルを増殖・定着させることを目指し、ホタルの幼虫のエサとなる貝「カワニナ」を小川に放流して育成中です。

「カワニナ」の写真

カワニナ。ホタルは成虫になるまでに、130~150匹ものカワニナを食べるとか。

子どもたちに特に人気が高い「ザリガニ・ワークショップ」は、ビオトープ(野生動植物の安定した生息地)として整備中の噴水池に、外来種のアメリカザリガニが多く繁殖していることが分かり、防除もかねて発案されたもの。池でザリガニを釣上げた後、生態や環境に与える影響を説明しています。釣上げたザリガニは、園内で飼育しているツルなどのエサとして活用されます。
動物園からも「こうした学生たちの取組みが、市民と共に動物園を作るきっかけになれば」と、期待されています。

学生たちは今後、「京都の森」での調査やワークショップを通じて学んだことを報告書にまとめ、卒業に向けたプロジェクト授業で発表する準備に取り組みます。

「京都市動物園 京都の森」の写真

京都市動物園 京都の森

人文学部
http://www.kyoto-seika.ac.jp/edu/humanities/

板倉 豊(人文学部 社会専攻担当)
http://www.kyoto-seika.ac.jp/edu/faculty/itakura-yutaka/

京都市動物園
http://www5.city.kyoto.jp/zoo/

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