岡本清一記念講座「近代日本と自由 ―科学と戦争をめぐって―」

日程
2016年10月21日(金)
時間
18:30 ~ 20:30
会場
京都精華大学 明窓館2階 M-201
※駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください
※地下鉄「国際会館」から大学まではスクールバスを運行しています

詳細

日本の近代化150年、その前半は軍事大国化への道、後半は経済大国化への道であり、いずれの場合も総力戦として戦い、科学技術は一貫してその過程を支えてきた。軍事的な戦争はヒロシマとナガサキで止めをさされたが、科学技術にたいする信頼は揺らぐことがなかった。フクシマの事故が経済戦争に引導を渡したのであれば、それは戦前・戦後を貫く総力戦体制の破綻を意味している。
今は日本の科学技術150年を立ち止まって考えてみる時であろう。日本における近代科学技術の受容の過程を見なおし、世界の中での自由のあり方を考える手がかりにしたいと思う。

参加費:無料
申し込み:不要

【講師プロフィール】
山本義隆(駿台予備学校講師、科学史研究者)
1941年大阪生まれ。1964年東京大学理学部物理学科卒業。1971年大学院博士課程中退、以降、駿台予備学校物理科講師のかたわら科学思想史の 研究に従事。著書に科学史関係の三部作『磁力と重力の発見』『一六世紀文化革命』『世界の見方の転換』や『力学と微分方程式』などの物理学の教科書、『知性の叛乱』『私の1960年代』等がある。『磁力と重力の発見』でパピルス賞、毎日出版文化賞、大佛次郎賞受賞。
1968年に東大闘争全学共闘会議代表をつとめ、大学のあり方を根源的に問い直しつつ、ベトナム反戦など社会問題にも取り組んだ。現在「10・8 山﨑博昭プロジェクト」の活動を通して反戦へのメッセージを発している。

■「岡本清一記念講座」について
岡本清一記念講座は、京都精華大学の初代学長である岡本清一の掲げた建学の理念を受け継ぎ、広く普及するために開設した講座。教育理念「新しい人類史の展開に対して責任を負い、日本と世界に尽くそうとする人間の形成」を検証し、力強く継承することを目的として、今回で9回目。
過年度には哲学者の西谷修氏、小説家の高橋源一郎氏と社会学者の古市憲寿氏、作家の佐藤優氏などが講師を歴任した。

関連イベント

山本義隆監修「ベトナム反戦闘争とその時代 ―10・8山﨑博昭追悼」展
会期:2016年10月19日(水)~24日(月)※休館日なし
会場:京都精華大学ギャラリーフロール

主催:『10・8 山﨑博昭プロジェクト』事務局
共催:京都精華大学
協力:60年代研究会(代表・山本義隆)

http://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/past/2016/1019vietnam/

問い合わせ先

京都精華大学 企画課
Tel:075-702-5201



ページトップへ