京都精華大学 大学院 芸術研究科・デザイン研究科 合同特別講義「呼吸するART & DESIGN vol.3.2」

日程
2016年11月17日(木)
時間
18:00 ~ 19:30
会場
京都精華大学 黎明館 地下1階 L-002

詳細

バイオアートの射程——アート、テクノロジー、サイエンス

講師:松谷容作(同志社女子大学助教)、増田展大(京都精華大学他非常勤講師)
進行:佐藤守弘(京都精華大学 デザイン学部 教員)

京都精華大学大学院芸術研究科・デザイン研究科では、シンポジウム「呼吸するART&DESIGN vol. 3.2」を、本学で非常勤講師として教鞭をとって頂いている気鋭の研究者、松谷容作さんと増田展大さんを招いて開催します。今回は、近年盛り上がりを見せている「バイオアート」と呼ばれる動向を取りあげます。
人間の腕に移植された耳、緑色に光るウサギなど、ときにショッキングな作品は、生体組織や遺伝子操作などを表現活動と組み合わせることで、わたしたちの生活に浸透しつつある科学技術と、それが引き起こす諸問題を目に見えるかたちで示してきました。とはいえ、バイオアートの狙いは、急速に進む科学技術に警鐘を鳴らすだけではありません。増田さんの講演では、これらの動向を検討することで、アートとテクノロジー、または生と死の関係について考察されます。
また、微生物や細菌は罹患の要因のひとつとして、これまでは排除されてきましたが、近年私たちの世界に不可欠なものとして注目を集めています。松谷さんの講演では、そうした微生物や細菌とアートやデザインとの関わりについて検討されます。

松谷容作
同志社女子大学学芸学部情報メディア学科助教、京都精華大学大学院デザイン研究科非常勤講師
専門分野は美学・芸術学、メディア論。神戸大学大学院およびメス大学大学院修士課程修了。神戸大学大学院博士課程修了。同研究科より博士(文学)取得。19世紀末に萌芽した映像メディアと身体の関係を同時代の様々な力学のなかで明らかにすることを研究の出発点としている。現在は、感性論的転回以後の「アートの営み」や「科学・技術とアート」なども研究テーマとしている。著書に『映像文化の社会学』(共著、有斐閣)。最近の論文として「アートとコンピュテーション:「ポスト・インターネット・アート」と「新たな美学」の観点から」(『同志社女子大学総合文化研究所紀要』33号)、「メディア、環境、生命体―細田守の初期映画作品を中心に」(『ユリイカ』第47巻12号)など。

増田展大
京都精華大学デザイン学部、立命館大学ほか非常勤講師
専門分野は美学・芸術学、映像メディア論、視覚文化論。神戸大学人文学研究科退学。同研究科より博士(文学)取得。近代社会における科学の大衆化のうちで、テクノロジーとしての映像メディアが果たす役割を考察している。また、バイオテクノロジーとアニメーション、デジタル技術とインターネットの関係にも関心を拡げる。著書として『マンガ研究13講』(共著、水声社)、おもな論文に「微生物のメディア考古学––生物(学)とアニメーション」(日本記号学会編『叢書セミオトポス』10)など。

京都精華大学 大学院 芸術研究科・デザイン研究科 合同特別講義「呼吸するART & DESIGN vol.3.2」チラシ [PDF:1.9MB]

問い合わせ先

京都精華大学 教務課
Tel:075-702-5129



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