ダイバーシティ推進の取り組み

京都精華大学は、ダイバーシティという言葉がまだ日本社会に浸透していなかった設立時から、様々な差異を持つ全ての大学構成員が尊重され人格的に平等であることを、教育の基本として歩んできました。大学を取り巻く社会が世界規模で大きく変わりゆく中で、2016年にはダイバーシティ推進宣言を発表し、その基本となる考え方を改めて表明。そして2018年、ダイバーシティ推進の具体的なコンセプトとともに、学内でのダイバーシティの明確な定義と推進内容について盛り込んだ、新たな宣言文を策定しました。


ダイバーシティ推進コンセプト

『違いとともに成長する』


ダイバーシティ推進宣言2018

京都精華大学は、自由自治を建学理念に掲げ、世界人権宣言にもとづく人間尊重を教育の基本理念とする大学として、学生・教員・職員をはじめとする全構成員が、互いの差異を通じてともに成長してゆく組織を目指します。そのために、本学ではダイバーシティを「多様なバックグラウンドや属性を持つ人々が違いを受容し合い、対等に機会が開かれること」と定義し、これを推進します。
年齢、人種、性別、身体的特徴、性表現など表面的に認識されやすいものから、国籍、宗教、家庭環境、出自、働き方、性自認、性的指向など表面からは認識されにくいものまで、私たちは1人1人異なる属性を複数持っているはずです。誰もが多様で差異がある、という考えに立ち、一部のバックグラウンドや属性を理由にした不自由、差別や排除がないキャンパス環境を、修学・教育・研究・就労の観点から活動方針に沿って着実に整えます。
本学の考えるダイバーシティ推進とは、制度や仕組みの整備のみを指すのではありません。人間の多様さに触れる機会を学内の様々な場面で継続的に設けることで、共生の意識を醸成します。違いを理解しようとするプロセスで生まれる「価値観の変化」や「他者への想像力」こそが新しい発見や思考につながり、構成員全体の創造性を高めると考えるからです。変化し続け不安定さが増す今後の世界において、新しい価値をもたらすことができる大学であるために、ここにダイバーシティのさらなる推進を宣言します。

2018年4月
学長 ウスビ サコ


具体的な対応について

学籍簿の氏名・性別記載変更

本学では、学籍簿の氏名・性別記載変更について記載変更プロセスに基づき変更を認めています。変更を希望する方は、学生支援チームにご相談ください。

学籍簿記載変更の必要条件

  • 姓名・性別変更届
  • 証明できる書類(「戸籍抄本(原本)」、医師の「診断書」等)
  • 重要事項の確認

※医師の診断書は、「診断中」という主旨のものでも受理できる可能性があります。

学籍簿記載変更オプション

  • 性別表記のみ変更(例:女→男、男→女)
  • 名前表記のみ変更(例:精華花子→精華太郎、外国籍学生の通称)
  • 性別と名前表記両方の変更

学生定期健康診断の受診日時配慮

学生定期健康診断は学年別に行われますが、性別違和や健康上の理由で別日程の受診を希望する学生を対象に専用の時間帯を設けています。

大学の発行する証書の性別記載

本学が発行するすべての証明書には性別の記載をしていません。

証明書の種類

在学証明書・卒業証明書・修了証明書・成績証明書・卒業見込証明書・修了見込証明書・健康証明書 和文英文各種すべて

多目的トイレ「みんなのトイレ」

性別や障害の有無を問わず、どなたでもご利用いただける多目的トイレ「みんなのトイレ」を学内に24箇所設置しています。心身的事情により一般トイレの使用に困難がある方はご利用ください。

設置箇所

本館1F・3F、対峰館1F、自在館B1F、風光館1F・2F・3F、春秋館1F、7号館2F・3F、流渓館1F、清風館1F、情報館1F・2F、黎明館1F、友愛館1F、体育館1F、悠々館1F・2F

学食における食肉表示

宗教的配慮を要する方のために、学食のメニューに食肉表示を記載しています。

多様性に関するイベント

誰でも参加できる、多様性に関する知識や理解を深めるイベントを年内に複数回開催しています。

障がい学生支援

障がい学生支援室を設置し、障がいのある学生の学習支援を行っています。
障がい学生支援

ここに掲載されている情報は、現在本学で対応している取り組み事例です。まだ不十分な内容もあり、すべての人の希望に沿ったものではないかもしれませんが、今後も取り組みを拡充していく予定です。自分自身が困った時や、周りの人が困っている時は、一人で抱え込まず相談してください。大学のより良い姿を一緒に考えていきましょう。

学生生活を送る上で困っていること、配慮を希望することがあれば、学生支援チームにご相談ください。


問い合わせ先

京都精華大学 学生支援チーム(本館2F)
〒606-8588
京都市左京区岩倉木野町137
Tel: