ストーリーマンガコース 1回生の実習授業『絵画技法 1』では、
マンガの『ペン』を使いこなすためのさまざまな基礎技法を学びます。
【今日のテーマ:テーマに沿ったキャラクター表をつくる】
今回は、前回学んだ「老若男女」の描き分け方を活かして、
祖父母、両親、子供(孫)の「3世代の家族」をテーマにした、
キャラクター表の作成を行います。
★Point 1 家族を描くときは血縁関係を考慮する
テーマに沿って描かれていれば、シチュエーションやポーズは自由。
「老・若・男・女」の人数や配置のバランスを考えながら、
どのようなデザインでまとめるか、まずは様々なパターンを下描き。

「家族」といっても、血のつながらない関係など、
世の中にはいろいろな“カタチ”や“定義”の家族が存在しています。
キャラクターデザインにおいては、そうした血縁関係の有無を意識的に
描き分けられる作画技術が必要です。
★Point 2 絵で魅せるための『演出力』を鍛える

下描きの後はペン入れ。
この課題では、キャラクターを描き分けるテクニックだけでなく、
本物らしい“雰囲気”や“物語性”が巧く表現されているかどうかも確認。
単にキャラクターを一列に並べて描くのではなく、生き生きとした
家族の団らんを表現できているかどうかも評価のポイントです。
マンガ表現においては、作画技術とともに、人物の関係やストーリー性が
ひと目で伝わるように工夫されているかどうか、総合的な「演出力」を
鍛えることも必要です。
渡辺さん
前回は立ち姿を描いたので、老若男女の頭身の違いを描き分けやすかったのですが、
今回は、さまざまなポーズで描いたのでとても難しく感じました。
とくにお年寄りの描写は苦手なのでもっと練習しなければならないと感じました。
金 恩智さん
1つの画面に複数の人を並べて描くとき、男女の比率が合わず苦労しました。
でも、家族団らんな姿を描けて、とても気持ちがよかったです!
今回学んだことは、これから、色んな人物が集まっている場面を描く時に
活かしていけそうだと感じました。
S.Sくん
家族を意識して描きましたが、“家族”という雰囲気を出すのが難しかったです。
キャラクターの年齢を、ひと目見て特定できるくらい描き分けができるように
なりたい。
『デザインビジネス演習1』は、現役クリエイターやプロデューサーから、
自分の作品のプロモーションやセルフブランディングの方法を学び、
クリエイティブで食べていくことのできる人材の育成を目指す授業です。
【今日のテーマ:前期授業のまとめ】
今日の講師はひでつう先生と齋藤貴義先生。
それぞれの先生が、前期の授業で行ったことを総復習しました。
前半は、ひでつう先生の前期授業のまとめとして、
先々週から先週にかけてチームで考えた
「もうかるWebサービス」のプレゼン発表を行いました。

それぞれのチームの代表者が、
自分たちの考えたWebサービスのアイデアを発表。
既存のサイトにあるサービスと比較して、
それぞれのサービスの特性がより活きるようにするため
各チームへアドバイスしました。
後半は、齋藤先生の前期授業の復習が行われました。

前期は、自分のキャラクターの特性や、
メディア別のキャラクター特性の分析などを学びました。
後期は、前期に学んだことから制作した
自身のアイコンとなるキャラクターを用いて、
ソーシャルネットワークで
自身の作品・活動を広める方法を考えていきます。
みいこさん(デジタルクリエイションコース4年)
「悩む」ことと「考える」ことは似ているけど、
「考えなければならない」。
答えを見つけていかないとだめだと思いました。
前期の授業を終えて、授業の内容を
自分の事に置きかえて考えられるようになりました。
ヤノくん(人文学部4年)
キャラについてよくわかりましたが、
実際にそれを用いてソーシャルメディアで活動するには
まだまだ難しいなぁと思います。
でも、どうにか方法を考えてみます。
ストーリーマンガコース 1回生の実習授業『絵画技法 1』では、
マンガの『ペン』を使いこなすためのさまざまな基礎技法を学びます。
【今日のテーマ:同一人物の老若男女を描き分ける】
今回はキャラクターの「老若男女」を描き分ける課題にチャレンジ。
男性と女性、それぞれの性別でオリジナルキャラクターをデザインし、
その人物の5歳、12歳、40歳、55歳、70歳(以上)を描きます。
★Point 1 男女の骨格の違いを知る
まずは基本のモデルになる、10〜20代の男女をデザイン。
この年代は、男女の見た目の違いが顕著にあらわれる年代です。

男性と女性を描き分ける際のポイントは「骨格」と「肉付き」。
男性は女性に比べて全体的に骨が太く長めで、肩幅があり、
胸から腰にかけて逆三角形のプロポーションになるのが特徴。
一方、女性は男性に比べて肋骨が小さく、骨盤の幅が広いため、
胸から腰にかけて三角形の「くびれ」ができます。

さらに、肉付けした表現では、タッチに微妙な違いを出します。
男性の場合は角張った直線的なラインで筋肉質、骨太さを、
女性は曲線を多用して、ふくよかさを表現させます。
★Point 2 頭身のバランスが重要
描くときのポイントは頭身のバランス。
幼年期の子供は、骨格や筋肉が未成熟なため、
頭が大きく、胴長で全体的に丸々とした印象に仕上げます。
逆に、歳をとると皮下脂肪が減り、
顔や手足に“しわ”や“たるみ”ができるのが特徴です。
また、関節の軟骨や筋肉が少なくなることで背骨や腰が曲がり、
身長が縮んで見えるようになります。
この壮年〜老年期の人物を描く時は、しわの表現が非常に重要です。
骨や筋肉を意識して入れると、自然で違和感のない表現になります。
栗松さん
自分が今まで描いてきた人物の年齢幅のせまさを改めて痛感。
40歳からをどう描いていいか分かりませんでした。
描く必要がなかったというよりは、描くことを避けてきたんだなと思いました。
描き分けが苦手だと意識していたものの、できるように努力してなかったので、
描けるようになるまで練習して克服したいです。
鳥類さん
ただ「歳をとる」という一つの事象でも、骨格や体型によって
まったく違う表現になることに気がつきました。
同じキャラクターを5歳〜70歳の年齢幅で描くのは難しかったけど、
とても面白くて、これからは好き嫌いせず描けそうだと思いました。
S.Sくん
年齢を描き分けるのに必要なのは、顔の表現だけではなく、
体格や服装など、色々な部分でその年齢らしさを出すのだと分かりました。
同一人物を年齢別で描いたのは初めてだったので、特に、お年寄りや幼児を
描くのに勉強になりました。
All Rights Reserved. Copyright (C) Kyoto Seika University
受講生のコメント