■「ドイツ短編映画特集:クルツ・ウント・グート3」 [D]「夢か悪夢か」作品解説

  • おばけ屋敷 / Geisterbahn

  • (ドイツ、2000、35mm、ドルビーSR、カラー、15分)
    監督・アニメーション:ティーネ・クルート Tine Kluth
    脚本:カールステン・クルート
    編集:サシャ・フローマイヤー
    撮影:ジビレ・グルンツェ
    音楽:トーマス・メールホルン
    制作:バーデン=ヴュルテンベルク・フィルムアカデミー
    あらすじ:姿を消した友人たちを探しているうちに、ヴィンセントは奇妙な歳の市にやってきた。彼は恐ろしい秘密を守っている男に出会う。ヴィンセントはいくつかの出来事の渦に巻き込まれたことに気づくが、そこから脱け出せそうにない・・・
    ティーネ・クルート:1973年生まれ。ハイデルベルクの劇場やアニメーション映像会社でインターンシップを経験。1996年から2002年までバーデン=ヴュルテンベルク・フィルムアカデミーでアニメーションを専攻。ダンス教師、振付家としても活動。
    フィルモグラフィー:「人形」(1996)、「無我夢中」(1998)、「城」(2002)、「雄猫」(2005)
  • Drawing the Line線を引く / Drawing the Line

  • (ドイツ、2006、35mm、ドルビーSR、セリフなし、6分)
    監督・脚本・撮影・編集・アニメーション:ヘ・クン・ジュン Hyekung Jung
    音楽:アンドレ・シュタントケ
    あらすじ:家の中にあるすべてのものに線を引くというアイディアにとりつかれた男。
    ヘ・クン・ジュン:1970年ソウルに生まれる。1996年から2003年まで、カッセル芸術大学でアニメーションを学ぶ。2003年から2004年、カッセル芸術大学のビジュアル・コミュニケーション学科マスタークラスで学ぶ。
    フィルモグラフィー:「ソファー」(2001)、「魚男と鳥女」(2003)、
  • 私はそれを見た / Yo lo vi

  • (ドイツ、2003、35mm、ドルビー・ステレオSR、白黒+着色、15分)
    監督・脚本・編集・撮影・アニメーション:ハンナ・ノルトホルト、フリッツ・シュタイングローベ Hanna Nordholt, Fritz Steingrobe
    音楽:バンダ・ソノーラ
    制作:ハンナ・ノルトホルト、フリッツ・シュタイングローベ
    あらすじ:スペンの画家ゴヤの魔術的な絵画の世界へとタイムスリップ。「私は、これらの絵の多くが暗示している歴史的事実を知らない好奇心の強い男、素人を考えている・・・それでも彼の脳裏は激しく揺さぶられていることだろう」(ゴヤの銅版画について、シャルル・ボードレール、1857年)
    ハンナ・ノルトホルト:ビジュアル・コミュニケーションとアニメーションをハンブルクで学ぶ。
    フリッツ・シュタイングローベ:グラフィック・デザインと美術をハンブルクで学ぶ。アニメーション作家、デザイナーとして、ハンナ・ノルトホルトと共同制作を行っている。
    フィルモグラフィー(抜粋):「第三の窓」(1997)、「三大発明」(2006)
  • 継ぎ当て女王 / Die Flickenkönigin

  • (ドイツ、2001、Beta SP、ステレオ、カラー、2分30秒)
    監督・脚本・撮影・編集・アニメーション:ラース・ヘンケル Lars Henkel
    音楽:メレット・ベッカー、ウルリケ・ハーゲ、バディ・ザッハー
    制作:ラース・ヘンケル
    あらすじ:裁縫道具と裁断用の型紙でできたシュールリアルな世界で、継ぎ当て女王が破れた心臓を縫い合わせる。そして特別な報酬を要求する。
    ラース・ヘンケル:1973年ローマに生まれる。1995年から2000年までアーヘンの専門大学でグラフィック・デザインを学ぶ。2000年から2003年までケルン・メディアアート・アカデミーでメディア・デザイン、インターネット、アニメーションを学ぶ。
    フィルモグラフィー:「七羽のカラス」(2000)、「ホルマリンの空」(2000)、「雨を描写する15番目の方法」(2000)、「傷の木」(2003)
  • 灰色 / _grau

  • (ドイツ、2004、ビデオ、16:9、ドルビーSR、カラー、セリフなし、10分)
    監督・脚本・撮影・編集・アニメーション:ロベルト・ザイデル Robert Seidel
    音楽:ハイノ・トリッペルト、フィリップ・ヒルシュ
    制作:ロベルト・ザイデル
    あらすじ:「灰色」は自動車事故の記憶の断片を扇状に展開し、これらの数秒間の微細な部分を美的に見せる。映像的というよりは彫刻的な記憶の断片が、命の最後の数秒間への個人的な視点を与えてくれる。
    ロベルト・ザイデル:1977年イエナに生まれる。イエナ大学で生物学の勉強を始めるが、最終的にはワイマールのバウハウス大学でメディア造形を卒業。以後、監督、ジャーナリストとして活動。
    フィルモグラフィー:「ライトメアー」(2001)、「E3」(2003)、「winzerla woods」(2005)
  • チビ / Der Kloane

  • (ドイツ、2006、35mm、ステレオ、カラー、10分)
    監督・脚本・撮影・編集・アニメーション:アンドレアス・ヒュカーデ Andreas Hykade
    音楽:ウルリッヒ・ロイター
    制作:スタジオ・フィルム・ビルダー
    あらすじ:「それじゃ、おまえにこのチビをやる。でもよく面倒をみるんだ。そして、来年にはそいつをやっちまうんだ」とおじさんが言った。
    アンドレアス・ヒュカーデ:シュトゥットガルト芸術大学とバーデン=ヴュルテンベルク・フィルムアカデミーで学ぶ。1992年以降、フリーのアニメーション映像作家、2004年以降はドイツ・アート・ディレクターズ・クラブのメンバー。2005年からカッセル芸術大学のアニメーション映画科教授。
    フィルモグラフィー(抜粋):「草の中で生きていた」(1995)、「炎の輪」(2000)、「トムと蜂蜜のついたイチゴジャムパン」(テレビ・シリーズ2002-2004)
  • 神罰 / Die Strafe Gottes

  • (ドイツ、2004、35mm、ドルビーSR、カラー、12分)
    監督・脚本・撮影:クラウディア・ツォルナー Claudia Zollner
    編集:トビアス・プファイファー
    アニメーション:ベルト・ゴットシャルク、マティアス・ティーメ
    音楽:マルティン・ベッティヒャー、ヴィルヘルム・ヒンシュ、ロビン・ポーレ
    制作:スタジオ・フィルム・ビルダー
    あらすじ:ヴァルターは、近所に住んでいるジーベルト夫人と仲良しだった。ある晩、ジャガイモが現れ、自分こそ神だと言い張るまでは。
    クラウディア・ツォラー:1983年以降ベルリン在住。2000年、バーベルスベルク映画・テレビ大学を卒業。現在、クラウディア・ツォラーはルイス・ツォラーという名前である。監督、脚本家、グラフィック・デザイナーとして、いろいろな会社で働き、自分でも制作を行っている。
    フィルモグラフィー:「夜、遅く」(1996/1997)、「小さな怪獣」(2004/2005)
  • 新たな命 / Sprößling

  • (ドイツ、2006、35mm、ドルビーSR、カラー、セリフなし、8分)
    監督・脚本・アニメーション・制作:アンネ・ブライマン Anne Breymann
    編集:アンネ・ブライマン、ファビアン・コッペンヘーファー
    撮影:ファビアン・コッペンヘーファー
    音楽:ローマン・バイルハルツ
    あらすじ:子どもが欲しいと思っている女性が、植木鉢の中で子どもを育てる。子どもが生まれ、完全と思えた母の幸せに予期せぬ出来事が起こる。
    アンネ・ブライマン:1977年生まれ。カッセル芸術大学でビジュアル・コミュニケーションを学ぶ。自分の映画制作以外に、多くの映画制作のための人形やモデルの制作を行っている。
    フィルモグラフィー:「第二の実験」(1999)、「愛と死」(2000)、「怖いもの知らず」(2004)
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