■「ドイツ短編映画特集:クルツ・ウント・グート3」 [A]「彼と彼女」作品解説

    愛のために死す / Morir de amor

  • (ドイツ、2004、35mm、ドルビー・デジタル、カラー、12分)
  • 監督・脚本:ジル・アルカベッツ Gil Alkabetz
  • 編集:ジル・アルカベッツ、ヌリット・イスラエリ
  • 撮影:ヌリット・イスラエリ
  • アニメーション:ジル・アルカベッツ
  • 音楽:シャルル・アズナブール、ジル・アルカベッツ
  • 制作:スイート・ホーム・スタジオ
  • あらすじ:飼い主が昼寝をしている間、二羽のオウムが思い出に浸る。すると予期せぬことが起こる。
  • ジル・アルカベッツ:1957年イスラエルに生まれる。エルサレムのベザレル美術アカデミーでグラフィック・デザインを勉強した後、フリーのアニメーター、イラストレーターとして活動。またイスラエル、アメリカ、ドイツの芸術大学で教える。2004年以降、ポツダムのバーベルスベルク映画・テレビ大学客員教授。1992年、「湿地」でドイツ連邦映画賞の金リボン賞を受賞。トム・ティクヴァ監督の「ラン・ローラ・ラン」で、アニメーションを担当。
  • フィルモグラフィー(抜粋):「湿地」(1991)、「ルビコン」(1997)、「トリム・タイム」(2001)、「ジョギジョギ」(2001/2002)、「中国紀行」(2002)、「ある晴れた日」(2007)

    アニーとブー / Annie & Boo

  • (ドイツ、2003、35mm、ドルビー・デジタル、カラー、15分)
  • 監督・編集・撮影・アニメーション:ヨハネス・ヴァイラント Johannes Weiland
  • 脚本:ディルク・シュトッペ
  • 音楽:アンディー・グロル、ナタリア・ディトリッヒ
  • 制作:バーデン=ヴュルテンベルク・フィルムアカデミー
  • あらすじ:アニーは生まれて初めて本当の偶然に出会う。それはブーという名前。ブーはそれまでに女の子に会ったことがなかった。
  • ヨハネス・ヴァイラント:1977年フライブルクに生まれる。1998年から2003年までバーデン=ヴュルテンベルク・フィルムアカデミーで学ぶ。在学中に制作した短編映画「ヘッシー・ジェームズ」は多くの賞を受け、「学生アカデミー賞」にもノミネートされた。2003年以降、シュトゥットガルトのスタジオ・ソイ、ロンドンのスタジオ・アカで活動している。「アニーとブー」は卒業制作。
  • フィルモグラフィー:「アニーとブー」(2000)、「オリのチャンス」(2005)
  • 恋の病 / Liebeskrank

  • (ドイツ、2007、35mm、ドルビーSR、カラー、セリフなし、9分)
  • 監督・撮影:スペラ・カデツ Spela Cadez
  • 脚本:クリスティーナ・ツィマーマン
  • 編集:エリ・コリーニャス・イダルゴ
  • アニメーション:スペラ・カデツ、マティ・ラヴレンチック、オリヴァー・トローム
  • 音楽:マテヤ・スタリック
  • 制作:ケルン・メディアアート・アカデミー
  • あらすじ:心臓のあたりが痛む。乾くことのない涙。気が狂いそうになる頭。治療は難しいが、治癒できないわけではない。
  • スペラ・カデツ:1977年スロヴェニアに生まれる。リュブリャナ大学でコミュニケーション・デザインを学ぶ。2002年卒業。エッセン大学のコミュニケーション・デザイン学科に2001年と2002年在籍。2002年から2007年、ケルン・メディアアート・アカデミーでアニメーションを専攻。「恋の病」はメディア造形専門群の卒業制作。
  • フィルモグラフィー:「失われた手紙についての物語」(2001)、「採寸の仲間」(2004)、「赤い魚の伝説」(2006)、「マラソン」(2008)
  • 完全なる愛の日記 / Tagebuch einer perfekten Liebe

  • (ドイツ、2006、35mm、ドルビー、カラー、15分)
  • 監督・脚本・撮影・編集・アニメーション・音楽・制作:セバスティアン・ペーターゾン Sebastian Peterson
  • あらすじ:負け犬の典型である若い男性が、29歳の誕生日に人生を変革することを決意する。突然、何もかもがうまくいくようになる。チキン工場でのバイトを辞め、出世街道を走り、最愛の人にもめぐりあう。残念なことに、一つだけ難点が・・・
  • セバスティアン・ペーターゾン:フィルム編集者としての職業訓練を受けた後、バーベルスベルク映画・テレビ大学で学ぶ。1999年以降、監督、脚本家、アニメ作家として活動。
  • フィルモグラフィー(抜粋):「フェイク」(1997)、「マヌカンの愛」(1998)、「僕たちのようなヒーロー」(1999)

    当世風キュクロプス / Der moderne Zyklop

  • (ドイツ、2002、35mm、ドルビーSR、カラー、11分)
  • 監督・脚本・編集:ダニエル・ノッケ Daniel Nocke
  • 撮影:ダヴィッド・シュルツ
  • アニメーション:ダニエル・ノッケ、アンニャ・ペルル、ペトラ・シュレーダー
  • 音楽:シュテファン・ツィーテン
  • あらすじ:当世風キュクロプスは危険なモンスターか、それとも繊細なアーティストか。あるドイツ人の旅行グループでは意見が分かれる。ペーターゼン夫妻には自分たちのイメージがあり、いくつかの大きな驚きを体験する。
  • ダニエル・ノッケ:1968年生まれ。バーデン=ヴュルテンベルク・フィルムアカデミーで学ぶ。脚本家、アニメーション映像作家として活動している。
  • フィルモグラフィー(抜粋):「ああ、子どもたち」(1994)、「漁師の未亡人」(1996)、「鞭のマイスター」(1997/1998)、「昨日の雪」(1999)、「ゲロルトの場所はない」(2006)
  • ニルヴァナの男 / Unser Mann in Nirwana

  • (ドイツ、2005、35mm、ドルビー・デジタル、セリフなし、11分)
  • 監督・脚本・撮影・編集・アニメーション:ヤン・ケスター Jan Koester
  • 音楽:ベンヤミン・ディックマン
  • 制作:バーベルスベルク映画・テレビ大学
  • あらすじ:有名なロックスターのジョンはコンサートの最中に事故で死に、ニルヴァナで目覚める。そこで彼は自分の望みと行為に向き合わなければならない。そして奇妙な出来事をたくさん体験する。
  • ヤン・ケスター:1978年ベルリンに生まれる。バーベルスベルク映画・テレビ大学でアニメーションを学ぶ。「ニルヴァナの男」は卒業制作。
  • フィルモグラフィー:「秋」(2000)、「河川」(2001)、「ミューズリ」(2002)

    炎の輪 / Ring of Fire

  • (ドイツ、2005、35mm、ドルビーSRD、白黒、15分)
  • 監督・脚本・編集:アンドレアス・ヒュカーデ Andreas Hykade
  • 撮影:ロベルト・マック
  • アニメション:ゲッド・ハニー、アンドレアス・ヒュカーデ、アニータ・オルテガ
  • 音楽:シュテファン・カーレス
  • 制作:ガンビットテレビ・映画プロダクション
  • あらすじ:日中は岩陰で過ごす二人のカウボーイだが、夜には欲望の夢の国へと向かう。そこで二人は気のむくままに、怪しげな魅力のある人物に会い、とうとう迷ってしまう。バザールを去ったとき、彼らの人生は変わってしまった。
  • 「燃え盛る炎の輪の中に落ちた。どんどん沈んでいく。炎は燃え上がる。燃える、燃える、炎の輪が、炎の輪が」。
  • アンドレアス・ヒュカーデ:シュトゥットガルト芸術大学とバーデン=ヴュルテンベルク・フィルムアカデミーで学ぶ。1992年以降、フリーのアニメーション映像作家、2004年以降はドイツ・アート・ディレクターズ・クラブのメンバー。2005年からカッセル芸術大学のアニメーション映画科教授。
  • フィルモグラフィー(抜粋):「王は死んだ」(1991)、「草の中で生きていた」(1995)

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