「基礎を大事にする姿勢に
    とても共感しました。」

Jieun Suh | Korea
Game Designer
GREE, Inc.
Animation Course
2016 Graduate

1. 京都精華大学入学を選んだ理由は?

父の仕事の関係で日本に住んでいた時に見たジブリアニメがきっかけです。それがきっかけとなり絵を描くようになり、高校ではマンガ創作学科のある高校に通うことにしました。その高校と京都精華大学が提携しているのを知り、オープンキャンパスに訪れました。ここに入ろうと決めたのは「基礎を大事にする」というアニメーションコースの姿勢に共感したからです。

2. 京都精華大学で学んだこと。

やっぱり「基礎」だと思います。入学してからも3年間はデッサンを続けていて、絵やアニメの基礎を鍛えました。また、留学生寮での色々な国の人との出会いが、自分の価値観の基礎を作ってくれたと思います。それまでは変わった人を見ると、少し距離を置いていたのですが、今はむしろ、その違いを新鮮に感じます。国を出て、本当に世界が広がりました。

3. 精華の魅力ってなんですか?

動物が見れることですかね、鹿とか(笑)あと友達と遊ぶ時も鴨川に行ったり、祇園に行ったり、自然や伝統が近くにあるのが魅力だと思います。祇園は京都の都会ですが、東京や大阪、ソウルの都会とはまったく雰囲気が違うんです。日本のドラマを見て想像してた「ザ・青春」みたいな学生生活が送れる場所でした。本当に初めて来た日本の街京都で良かったと思います。

4. 日本での生活はどうですか?

日本に来て驚いたのは、コンビニにトイレがあることです。よく考えてみると、コンビニにトイレがあるというのは「市民への信頼の証」なんじゃないかと思うんです。また、韓国ではバスが停留所以外の場所に止まってしまうこともあるので、いつも緊張します。日本は、同じ場所に止まって、みんなが乗るのを待って、ゆっくり発進しますよね。日本では、街で働く人の一人一人が、自分の仕事にプライドを持って働いているのも感じます。

5. 日本で働いてみた印象は?

部署によっても異なりますが、グリーは本当に自由! 日本の会社にはどこか厳しいイメージがあって、入社前にいろんな話を聞いていましたが、実際に入ってみて驚きました。韓国に比べるといい意味で個人主義なところもあって、飲み会への参加や残業も自分の意思で決められますし、日本のほうがデザイナーの待遇はいいと思います。

6. これからやりたいこと。

今は絵を描く仕事をしていますが、そこにこだわっているわけではなく、手段だと考えています。
目的は「いいチームで、いいモノを作り出すこと」。企業のインターンに参加する中で、チームの大切さを知りました。初めて一人で東京に来て、大きな夢を掲げる人と出会い、私よりすごい人たちが沢山いるんだって。そういう環境を自分で作っていきたいです。

7. これから受験する留学生に一言メッセージ。

家族や友人は、私が一人で日本に行って大丈夫かとても心配していましたが、だからこそ独立することが大事だと思うんです。みんながやるから勉強するんじゃなくて、いま自分に必要だから学ぶ。そうやって勉強すると本当に楽しいし、身になるんです。何事も時間をかけると上手くなりますが、それが好きなことであれば何倍もの速さで上達します。大切な大学4年間の生活を、京都という伝統的で個性豊かな町で過ごすのは、必ずいい刺激になるはずです。