国立新美術館「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展連携企画 トークイベントと上映会の開催のお知らせ

2015 年 7 月 17 日

京都精華大学は、6月24日(水)から同年8月31日(月)に国立新美術館(東京都港区六本木)で開催される「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展に合わせて、JAniCA(一般社団法人日本アニメーター・演出協会)が主催するスペシャル・トークイベントと上映会の開催に協力します。 ニッポンのマンガ、アニメ、ゲームが持つ、私達の想像力と創造力を再発見する機会となります。参加費無料での公開イベントですので、ぜひお気軽にご来場ください。

■スペシャル・トークイベント1
『紙のマンガは生き残れるか? ——デジタルマンガの源流を探る——』
日時:7月26日(日)14:00~15:30
場所:国立新美術館3F講堂 ※入場無料
申込方法:当日受付 ※先着250名まで
進行:すがやみつる(マンガ学部 キャラクターデザインコース 教員、漫画家)
スペシャルゲスト:小沢高広(二人組漫画家「うめ」の企画、シナリオ、演出担当)

内容
紙の出版物は、マンガも含め、1995年をピークに売り上げが右肩下がりを続けています。最近では雑誌の売り上げが激減し、マンガ雑誌においても「週刊少年ジャンプ」(242万部)、『週刊少年マガジン』(115万部)の2強を除けば、『妖怪ウォッチ』人気に支えられる「月刊コロコロコミック」以外に、100万部を超える雑誌は存在しません。一方で、発行点数と売り上げを伸ばしているのが電子書籍であり、デジタルコミックです。デジタルコミックは、「クリップスタジオ(コミックスタジオ)」や液晶タブレットによる執筆環境も整い、「ペンと紙と鉛筆」を使わずに作品を執筆するマンガ家も増えてきました。また、ペン入れまではアナログ環境ですが、仕上げ段階にはパソコンを使うマンガ家も多くなっています。いまでは「原稿待ち」という編集者が使う業界用語も、マンガ家の仕事場に詰めることではなく、編集部で入稿用のサーバーに原稿がアップロードされるのを待つことに意味が変わっています。マンガを取りまくデジタルとネットワークの環境は大きく変化してきましたが、デジタルマンガがここに至るまでには、すでに30年の歴史があることは、案外、知られていません。このイベントでは、デジタルマンガの黎明期から現在に至る歴史を、マンガだけでなく、コンピューター(パソコン)とネットワークの歴史を絡めながら振り返るものとなります。

■スペシャルトークイベント2
『ニッポンのマンガ*アニメ*ゲームの源流をさぐる―サブカル*オタクの pre 1989―』
日時:8月14日(金)16:00~17:30
会場:国立新美術館3F講堂 ※入場無料
申込方法:当日受付 ※先着250名まで
進行:すがやみつる(マンガ学部 キャラクターデザインコース 教員、漫画家)
スペシャルゲスト:青柳 誠(石ノ森章太郎ファンクラブ会長)

内容
「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展は1989年を起点としていますが、そこに至るニッポンのポップ&サブカルチャーの流れをたどり、いかにして現在のオタク的カルチャーが発展してきたのか、その歴史に長く関わってきたゲストと共に回顧します。従来のオタクやサブカルの歴史をたどる研究の多くは、マンガ・アニメを対象の中心とし、その起源になったSFやマンガ、アニメのファンダムの分析にまで拡大する傾向にあります。このイベントでは、さらにマイコン・パソコン・ゲーム・同人誌・電子メディアにまで視野をひろげて、その源流に迫ります。

■スペシャルトークイベント3
『昭和30年代のテレビCMとアニメーション』※2回開催
1回目/日時:7月26日(日)16:00~17:30
2回目/日時:8月14日(金)14:00~15:30
会場:両日とも国立新美術館3F講堂(入場無料)
進行:高野光平(茨城大学人文学部准教授、京都精華大学表現研究機構・テレビCM研究プロジェクトメンバー)
申込方法:当日受付 ※先着250名まで

内容
京都精華大学は、約2万3千件のテレビ黎明期のCMを格納した「京都精華大学テレビCMデータベース」を構築しており、このCMデ-タベ-スから特に昭和20~30年代のアニメ-ションCMを厳選した上で、解説付きの上映会を開催します。上映するCMは、次の点にもとづいて選んでいます。
1.1950年代の最も初期の作品であること
2.オールアニメーション(実写パートを組み合わせていない)であること
3.セルアニメかコマ撮りであること(スチールアニメ(静止画を動かすタイプ)でないこと)
4.たのしんでご覧いただける作品であること

テレビ黎明期に放映された、創成期のアニメ-ション表現をご覧いただくことで、ニッポンのマンガ、アニメ、ゲームの持つ魅力の一面をご紹介させていただきます。

■上映会『昭和30年代のテレビCMとアニメーション』
上映日時
7月26日(日)11:00~13:00
8月1日(土)11:00~13:00
8月2日(日)11:00~13:00
8月7日(金)17:00~19:30
8月9日(日)11:00~13:00
8月14日(金)13:00~13:30、18:00~19:30
以上計7回上映
会場:国立新美術館3F講堂 ※入場無料
申込方法:当日受付 ※先着250名まで

内容
京都精華大学の持つ「京都精華大学テレビCMデータベース」から、特に昭和20~30年代のアニメ-ションCM18本を厳選して、上映会を開催します。

上映プログラム
18本のCM約25分のプログラムをループ上映いたします。
1.白砂電気〈シルバーラジオ〉1954(昭和29)年
2.三菱電機〈三菱ミキサー〉1955(昭和30)年
3.銀座日本堂 1955(昭和30)年
4.資生堂〈パール歯磨き「森のお友達」〉1955(昭和30)年
5.パイロット〈パイロット万年筆〉1956(昭和31)年
6.三共〈ミネビタール〉1956(昭和31)年
7.伊勢半〈キスミーファンデ〉1956(昭和31)年
8.オリエンタル〈オリエンタルカレー〉1956(昭和31)年
9.山之内製薬〈コデシリン〉1957(昭和32)年
10.久光兄弟〈サロンパス〉1957(昭和32)年
11.シルバー編機製造〈シルバーリード編物機〉1957(昭和32)年
12.田辺製薬〈ベキシン〉1957(昭和32)年
13.山内洋行〈ツバメコート〉1958(昭和33)年
14.カルピス食品工業〈カルピス〉1958(昭和33)年
15.寿屋〈トリスウィスキー〉1958(昭和33)年
16.警視庁〈警察は110番〉1959(昭和34)年
17.銀行協会〈銀行預金〉1959(昭和34)年
18.中外製薬〈バルサン〉1959(昭和34)年
(CMの制作会社は、すべて(株)テイ・シー・ジェイ)。
テレビ黎明期に放映された、創成期のアニメ-ション表現をご覧いただくことで、ニッポンのマンガ、アニメ、ゲームの持つ魅力の一面をご紹介させていただきます。

会場の国立新美術館へのアクセスはこちら
http://www.nact.jp/information/access.html

「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展の情報はこちら
http://www.nact.jp/exhibition_special/2015/magj/index.html

*イベントに関する問合せ
京都精華大学 文化庁事業推進室 TEL 075-702-5180 /FAX 075-702-5186

京都精華大学オープンキャンパス2016 京都精華大学オープンキャンパス2016
ページトップへ