京表具講座

 表具の仕事は仏教とともに伝来し、お経や仏画を経巻や巻子本(巻物)、掛軸などに仕立てたことに由来します。後に掛軸や屏風、襖や額を手がける表具師と、巻子本(巻物)の製本を中心に折り本など和本の冊子本を専門職にする経師(きょうじ)とに分化していきます。今回の京表具講座では、表具の親戚アイテムともいえる折本作りにチャレンジします。ご朱印帳や集画、集墨、俳句帳として、表装裂や和紙、みなさんのお気に入りの布でオリジナルの折本に仕立てください。また、講師の実演を見学し、伝統工芸品「京表具」の技術と、歴史・特徴・文化的背景などについて学びます。京表具の基本的な技術を学びますので初心者の方もぜひご参加ください。

【制作品】
折本:3冊
大きさ:縦 18cm 横12cm 48頁
表紙を表装裂や和紙、受講者持ち込みの布・和紙などで装丁します。

【受講者の持ち物】
筆記用具、カッターナイフ、定規(30cm程度)、雑巾、エプロン、お持ちであれば三角定規(大きめサイズ)
裂地や和紙は用意します。お気に入りの布や和紙があればお持ちください。(着物地やハンカチなど薄めのもの:サイズ:縦24cm 横18cm 2枚)

  • 講師
    井上利彦(京表具伝統工芸士・表装一級技能士・一級建築士)/関 修法(京表具伝統工芸士・表装一級技能士)/木南拓也(京表具伝統工芸士・表装一級技能士)/京表具GARDENERS
  • 定員
    30人
  • 受講料
    8,000円(別途材料費4,000円)
  • 日程
    全3回/土曜日/13:00~16:30
    ▶ 第1回 6月23日 表紙の裂地・和紙など裏打ち仮張り
    ▶ 第2回 6月30日 表紙の装丁
    ▶ 第3回 7月7日  見開き装飾、仕上げ
  • 会場
    京都精華大学 本学までのアクセスはこちら
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井上利彦(京表具伝統工芸士・表装一級技能士・一級建築士)
いのうえ・としひこ●1960年生まれ。北区紫竹・井上光薫堂三代目。本学芸術学部日本画コース『京表具演習』(2011~15)、京町家愛好家、建築家などを対象に講演を行い、京表具の魅力を伝える。

関 修法(京表具伝統工芸士・表装一級技能士)
せき・のぶみち●1967年生まれ。下京区正面・河尻尚古堂勤務。東本願寺御用達、100年続く老舗河尻尚古堂で、主に掛け軸の新調、修理に従事。何百年も受け継がれてきた伝統の技術を後世に伝えていきたい。

木南拓也(京表具伝統工芸士・表装一級技能士)
きなみ・たくや●1971年生まれ。上京区二条城北・昭和元年創業の安達表具店南荘堂三代目。寺社仏閣、料亭から一般住宅まで、それぞれの空間に合った設えを提案する。京表具の伝統の技を現代、そして未来に。

京表具GARDENERS
業界の青年会時代から、技能士会、京表具伝統工芸士会を通して、技術研鑽するとともに、「多くの人に京表具を知ってもらい、好きになってもらう。」を合言葉に、小学校や町家などで実演・講習会を数多く開催、「京表具」のPRに努めている。

  • 公開講座ガーデンは、実技も講義も充実した、京都精華大学の生涯学習プログラムです。

  • 公開講座ガーデンは申込制です。お申し込みや講座についてのご質問はこちらへ。

  • 伝統的な技法を体験する紙漉きや版画の講座から、デザインや手芸の講座まで。小学生向けのアート教室やマンガ教室も開催しています。

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