京都の伝統産業講座

 京友禅の工房で、本格的な京友禅(型友禅)の技法を体験します。今回はガーデン独自のメニューを用意しました。まず、染め型5種からお好みの図案を選び、お好みの色で、絹の生地を染めていただきます(①)。さらに、実際に振袖を染めている現場で、職人さんと同じ道具と材料を使って、型友禅の技法に取組みます。絹生地に、友禅模様を染め上げていきましょう(②)。製作体験の前には工房見学と、京友禅の図案に関する講義の時間もあります。じっくり、型友禅に親しみ、理解を深めてください。

【受講者の持ち物】
筆記用具、エプロン(汚れてもいい服装)

【備考・諸注意】
製作体験の①で染め上げた生地はお持ち帰り可。 ②は後日送付(送料は着払いとなります)。

【京友禅について】
江戸時代中期の扇絵師、宮崎友禅斎が創始した多色で絵画調の染色技法は、「京友禅」と名付けられてまたたく間に日本を代表する染色表現となりました。その優美な色使いもさることながら、生地のなかで染まる部分と染まらない部分を緻密に分ける「染め分け」の技術の高さは世界に類を見ません。京友禅(型友禅)は図案を彫った染め型を生地の上に置いて、刷毛を使って染料で染めます。京友禅の特徴である「ぼかし」などの表現を生む、繊細な手仕事です。色の数だけ型紙を必要とするため、振袖のような鮮やかな図案は、数百枚もの型で染める必要があります。

  • 講師
    池田泰久(池田染工株式会社)
    米原有二(本学伝統産業イノベーションセンター講師)
  • 定員
    20人
  • 受講料
    8,000円(材料費込)※この講座は割引適用対象外です
  • 日程
    12月2日(土)13:00~16:00
    13:00 阪急電鉄「西院駅」改札集合
    13:10 工房見学
    13:50 講義「京友禅と日本のデザイン」
    14:30 型友禅体験 ※終了後は現地解散
  • 会場
    池田染工株式会社(京都市右京区)工房
  • works1
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池田泰久(池田染工株式会社)
いけだ・やすひさ●ブライダル会社勤務を経て、家業でもある染色加工の道に進む。京友禅の技法の一つである型友禅の技法を使用した着物を幅広く手がける。

米原有二(本学伝統産業イノベーションセンター講師)
よねはら・ゆうじ●京都を拠点に工芸を対象とした取材・執筆活動をおこなう。おもな著書に『京都職人 ─匠のてのひら』『京都老舗 ─暖簾のこころ』(ともに共著・水曜社)、『京職人ブルース』(京阪神エルマガジン社)など。現在は京都精華大学特任講師。

  • 公開講座ガーデンは、実技も講義も充実した、京都精華大学の生涯学習プログラムです。

  • 公開講座ガーデンは申込制です。お申し込みや講座についてのご質問はこちらへ。

  • 伝統的な技法を体験する紙漉きや版画の講座から、デザインや手芸の講座まで。小学生向けのアート教室やマンガ教室も開催しています。

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