京都の伝統産業講座

 陶芸の伝統技法「いっちん」を体験できる、ガーデンならではの講座です。会場は、3代にわたって京焼・清水焼の伝統を受け継いで来た「洸春窯」です。工房をゆっくり見学し、京焼・清水焼に関する講義では、陶磁器の特色や、他産地との違い、職人文化について聴きます。そして、製作体験では皿の生地に、お好みの文様の「いっちん」を施してみましょう。今回取り組むのは、色釉を施さず、線描のまま仕上げる「白いっちん」です。伝統に根ざしながらも、和洋どちらの雰囲気も持ち合わせた、その不思議な魅力を味わってください。

【受講者の持ち物】
筆記用具、エプロン(汚れてもいい服装)

【備考・諸注意】
作品は焼成後、洸春窯から約2週間後に発送します。 (送料は着払いとなります)

【いっちんとは】
「いっちん」とは、スポイト型をした筒から泥を絞り出して文様を描く陶芸の伝統技法です。古くから茶の湯の世界で珍重され、その繊細な文様表現は数寄者たちを魅了してきました。「いっちん」の文様は、まるでケーキのデコレーションのように線を盛り上げながら描きます。泥を絞り出す際に筒を使うことから「筒描き」の名も持ち、また、焼成後の線描が素麺のように見えることから「素麺手」と呼ぶ産地もあります。

  • 講師
    高島洸春(洸春窯/伝統工芸士)
    米原有二(本学伝統産業イノベーションセンター講師)
  • 定員
    10人
  • 受講料
    8,000円(材料費込)※この講座は割引適用対象外です
  • 日程
    11月25日(土)13:00~16:00
    13:00 京阪電鉄「七条駅」改札集合
    13:15 工房見学
    13:45 講義「京焼・清水焼の歴史とその特色」
    14:30 「いっちん」体験 ※終了後は現地解散
  • 会場
    洸春窯(京都市東山区)
  • works1
  • works1

高島洸春(洸春窯/伝統工芸士)
たかしま・こうしゅん●立命館大学大学院理工学研究科修士課程修了後、京都市工業試験場(窯業)、京都府立陶工高等専門学校陶芸技術を修得。また、故二代目高島洸春に師事。2005年、三代目高島洸春を襲名。2012年、「伝統工芸士(京焼・清水焼)」、「京都市伝統産業『未来の名匠』」(京都市)に認定。

米原有二(本学伝統産業イノベーションセンター講師)
よねはら・ゆうじ●京都を拠点に工芸を対象とした取材・執筆活動をおこなう。おもな著書に『京都職人 ─匠のてのひら』『京都老舗 ─暖簾のこころ』(ともに共著・水曜社)、『京職人ブルース』(京阪神エルマガジン社)など。現在は京都精華大学特任講師。

  • 公開講座ガーデンは、実技も講義も充実した、京都精華大学の生涯学習プログラムです。

  • 公開講座ガーデンは申込制です。お申し込みや講座についてのご質問はこちらへ。

  • 伝統的な技法を体験する紙漉きや版画の講座から、デザインや手芸の講座まで。小学生向けのアート教室やマンガ教室も開催しています。

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