日本美術史講座

 みなさん、大津絵をご存知ですか。江戸時代に、都の東のはずれから大津町へと向かう街道沿いの店々で、名もなき絵師たちによって描かれた仏画や戯画です。鬼の念仏、藤娘、猫と鼠、大黒さん、天神さんなど、現代の「ゆるキャラ」にも通じる個性豊かな表現ばかりです。なぜ、江戸時代に、このような不思議な絵が描かれたのか? そのナゾに迫ります。また、講座の第2回目では、大津絵の実物を鑑賞する見学会を実施します。みなさんで、琵琶湖のほとり、三井寺に隣接する大津市歴史博物館へ出かけましょう。普段は入場できない博物館の裏側にもご案内します。収蔵庫では秘蔵の大津絵が、あなたを待っています。

  • 講師
    鈴木堅弘(人文学部特別研究員)
  • 定員
    15人
  • 受講料
    3,000円(第2回目は現地までの交通費・博物館入場料320円が別途必要)
  • 日程
    全2回/土曜日
    ▶ 第1回 11月11日 13:00〜14:30 大津絵を知ろう─大津絵の魅力を講義で学ぶ─
    会場:京都精華大学
    ▶ 第2回 11月25日 13:00〜17:00(予定) 大津絵を見よう─大津絵の魅力を目で見て知る─
    会場:大津市歴史博物館(滋賀県大津市)/他 現地集合・解散
    大津市歴史博物館での見学会※同館学芸員の横谷賢一郎氏によるご案内/散策/「大津絵の店」工房見学
  • 会場
    京都精華大学/他 本学までのアクセスはこちら
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鈴木堅弘(人文学部特別研究員)
すずき・けんこう●総合研究大学院大学(国際日本文化研究センター)博士課程修了。博士(学術)。専攻は、日本美術史・図像学・文化表象論。春画から仏教絵画、大津絵まで幅広く研究を進める。主な単著として、『春画論-性表象の文化学』(新典社、2017年)、『とんでも春画 妖怪・幽霊・けものたち』(新潮社、2017年)など。大津絵の論考としては、「大津絵考-戯画から護符まで」(『遊楽と信仰の文化学』森話社、2010年)などがある。

  • 公開講座ガーデンは、実技も講義も充実した、京都精華大学の生涯学習プログラムです。

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