京表具講座

額装は書画を永く保存し、裂地(きれじ)や紙で美しく着飾る 「京表具」の表装技術のひとつです。
掛軸のように巻いたり屏風のように畳んだりすることがないので、
本紙(書、絵などが描かれた紙)に厚みがあっても飾ることができ、
額縁の厚みの中で立体的に奥行きをつけて表現できます。
京表具の中でも額装は、洋風化する住環境に伴い常に自由で新しい様式が生み出されています。
この講座では、お手持ちの作品(本紙)にふさわしい裂地や和紙で立体的に表装します。
額装の「飾る」を楽しみながら、伝統工芸品「京表具」の技術と、歴史・特徴・文化的背景などについて学べる講座です。
初心者の方もぜひご参加ください。
 
 
制作品について
お手持ちの作品(本紙)の廻りを裂地や和紙などで装飾し、額縁に納めます。 講座初日にお好きな本紙をお持ち下さい。
【額縁】※本学がご用意します
木製、アクリル板。外枠内寸法 290×320mm、内厚17.5mm(縦横自由)
【本紙】 書画・絵画・写真・ポストカードなど。少々厚みのあるものも可。写真やポストカードは差し込み可。必要な場合は本紙を裏打ちします。
サイズは小色紙(180×210mm)程度。本紙が大きい場合は装飾部分が少なくなります。 

  • 講師
    井上利彦(京表具伝統工芸士・表装一級技能士・本学芸術学部非常勤講師)
         関 修法(京表具伝統工芸士・表装一級技能士)
         佐藤徹弥(京都表具協同組合青年会会長・表装一級技能士)
         京表具GARDENERたち
  • 定員
    30名
  • 受講料
    8,000円 ※別途材料費 4,000円
  • 日程
    全3回/土曜日/13:00〜16:30
    ▶ 第1回 5月16日 意匠計画 マット加工
    ▶ 第2回 5月23日 本紙・裂地裏打ち
    ▶ 第3回 5月30日 本紙・裂地の張込み 地上げ
  • 会場
    京都精華大学 本学までのアクセスはこちら
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井上利彦
1960年生まれ。北区紫竹・井上光薫堂三代目。本学芸術学部日本画コース『和の工房』『京表具演習』で日本画を京表具に表現する講座を担当している。

関 修法
1967年生まれ。下京区正面・河尻尚古堂勤務。東本願寺御用達、100年続く老舗河尻尚古堂で、主に掛け軸の新調、修理に従事。何百年も受け継がれてきた伝統の技術を後世に伝えていきたい。

佐藤徹弥
1978年生まれ。右京区嵯峨野・松鱗堂3代目。襖や掛け軸など多岐にわたり京都で仕事に従事している。

※講師について:業界の青年会時代から、技能士会、京表具伝統工芸士会を通して、技術研鑽するとともに、「多くの人に京表具を知ってもらい、好きになってもらう。」を合言葉に、小学校や町家などで実演・講習会を数多く開催、「京表具」のPRに努めている。

  • 公開講座ガーデンは、実技も講義も充実した、京都精華大学の生涯学習プログラムです。

  • 公開講座ガーデンは申込制です。お申し込みや講座についてのご質問はこちらへ。

  • 伝統的な技法を体験する紙漉きや版画の講座から、デザインや手芸の講座まで。小学生向けのアート教室やマンガ教室も開催しています。

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