京都精華大学 大学院 芸術研究科・デザイン研究科 合同特別講義 「呼吸するART & DESIGN Vol.4」
共同開催:京都精華大学大学院共通基盤科目「表現特論」

日程
2018年12月17日(月)
時間
17:00 ~ 19:30
会場
京都精華大学 黎明館 L-002

詳細

[プログラム]
17:00〜 特別上映
ドキュメンタリー映像『吉原家の140年』(2012年、30分)
映像インスタレーション《培養都市》(2017年、17分:第20回文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞受賞作品)

18:00〜19:30 特別講義
「培養都市——首都と地方のディスタンス」
     講師:吉原悠博(美術家/吉原写真館6代目館主)
     司会進行:佐藤守弘(京都精華大学大学院デザイン研究科長)

[概要]
京都精華大学大学院芸術研究科・デザイン研究科は、合同で特別講義「呼吸するART&DESIGN vol. 4」を開催します。今回は、新潟県新発田市で140年続く写真館、吉原写真館を経営しながら、新潟の史実や状況に触発され制作した映像作品を発表し続けている吉原悠博さんを招いて開催します。
かつて町々に存在した写真館は、何代にもわたる家族やさまざまな人びとの肖像を撮影し、蓄積することで町の記憶を保存するアーカイヴであったと言ってもいいでしょう。現在、多くの都市では写真館の数は激減していっていますが、吉原写真館はさまざまな新たな試みに取り組むことで新たな写真館の姿を模索しています。また毎年行われている「写真の町シバタ」というイヴェントを通して都市の活性化——都市のリデザイン——も目指しています。その一方で、吉原さんは、新発田という土地の歴史とそれと並走してきた吉原家の歴史、さらには古くから深い関係にあった新潟と東京の歴史や現状を踏まえた映像作品によって、「地方/中央」の二項対立を再考してもいます。この講演を通じて、都市とアート&デザインのさらなる可能性を探っていきたいと考えています。

[アーティスト・ステートメント]
培養都市——首都と地方のディスタンス

私は新潟に生まれ育ち、十八歳から二十二年間を東京で過ごした。
現在、故郷である新潟に住みながら、東京を見つめ直している。
東京までの約五百キロ、私は送電線の鉄塔を追い続けた。
新潟と東京の関係を再考するためだ。送電線の先にあった巨大都市、
その光の集積を見つめ、私は未来に思いを馳せた。

[講演者プロフィール]
吉原 悠博 YOSHIHARA Yukihiro
1960年新潟県新発田市生。美術家/吉原写真館6代目館主/写真の町シバタ発起人。敬和学園大学非常勤講師。東京藝術大学絵画科油画専攻卒業。1981-2004年まで東京とニューヨークを中心に活動。新しいテクノロジーと絵画の融合、音楽家とのコラボレーション等、それまでの美術のフレームを超えるダイナミックな作品を制作。現在は、故郷に活動の拠点を移し、新潟の史実等を題材とした映像作品を多数発表し続けている。2017年、映像インスタレーション作品《培養都市》で、第20回文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞を受賞。

京都精華大学 大学院 芸術研究科・デザイン研究科 合同特別講義「呼吸するART & DESIGN Vol.4」チラシ[PDF:5MB]



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