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記念講演会アーカイブ

京都精華大学では、さまざまな機会を設け、世界の知識人を招き講演会やワークショップなどイベントを行っています。世界を見つめ、社会を揺るがしてきた人物たちは、どのようなメッセージを、その言葉や作品に込めて発信し、新たな問題提起をしているのか、そんな貴重な体験をお届けします。

ダライ・ラマ14世 Dalai Lama (The 14th) 『自然との共生を求めて』

  • 人文学部環境社会学科の開設記念イベントに参加した、チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ14世は、一貫して非暴力平和的手段でチベット問題の解 決に取り組んだことが評価され、1989年にノーベル平和賞を受賞しました。受賞理由には、環境問題への取り組みもあげられています。講演当日、会場には 約2000人が訪れ、イベント当日は音楽家の坂本龍一氏が登場し、歓迎メッセージを送りました。 演壇にあがったダライ・ラマ14世は環境問題について、「機械に頼る社会は人間性をそこなう恐れがある。科学技術だけに頼ると人の気持ちも機械のように なっていく。生きる知恵を自然から学ばなければならない」と話しました。また、講演の後には学生の質問に答え、コミュニケーションが苦手だという学生を手 招きし壇上に呼び寄せ、抱きしめ励ます場面もありました。
    インタビュー/京都精華大学創立30周年記念事業 「自由へのメッセージ」
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ノーム・チョムスキー Noam Chomsky 『明日の世界を創る-大学の役割』

  • 「チョムスキー革命」とまで呼ばれる大転換をもたらした言語学の権威であり、思想家としても知られているノーム・チョムスキー氏。この講演のテーマは『明日の世界を創る――大学の役割』でした。そこでチョムスキー氏は、大学の役割について次のように述べました。 「健全な社会での大学の社会的・知的な役割とは、根本的な意味で破壊的・転覆的なもの。科学の分野では、このことが当然のこととして受け入れられている。確立された考えへの途切れることのない挑戦によって科学は生きのびるのだ。そういった挑戦を開始し追究するような学生を奨励することで科学教育はうまくいく。開放的で転覆的な思想が教育制度や社会全体に広がれば、個人や社会が利益を受けることになる。苦しみや不正を甘受する必要はない。正しい道であれば根本的な制度変更もありうる」。
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  • ノーム・チョムスキーimage

アッバス・キアロスタミ Abbas Kiarostami 『アッバス・キアロスタミ トークショー』

  • アッバス・キアロスタミ氏は、『友だちのうちはどこ?』で世界中から注目を集め、97年『桜桃の味』でカンヌ国際映画祭で最高賞であるパルムドール賞を、99年『風が吹くまま』でヴェネチア国際映画審査員グランプリを受賞したイランの映画監督。情報館開設記念としておこなわれたこのイベントには、キアロスタミ氏がカンヌ受賞後の初来日であることに加えて、インタビュアーが大島渚氏だということもあり、500人もの聴衆が集まりました。 子どもや素人を多用するキャスティングについて大島氏に尋ねられたキアロスタミ氏は、「素人を起用することでさまざまなことを学ぶ。素人は演じることができないから、もっともいい映画を撮ることができる可能性は高いと思う」と答えました。作品に貫かれるヒューマニスティックな視点をキアロスタミ氏の人柄からも感じることができた、和やかなイベントとなりました。
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プーラン・デヴィ Phoolan Devi 『プーラン・デヴィの半生』

  • プーラン・デヴィ氏はインドの最下層カーストの出身で、さまざまな差別を受け、さらに盗賊団に誘拐され虐待を受けましたが、自ら盗賊となって復讐に立ち上がり、上位カーストの村を襲撃。自首した後は獄中でカースト制度の矛盾を学び、出所後はカーストや性差別と闘うNGOを結成し、国会議員となりノーベル平和賞候補にも推薦されました。インド国外初となったこの講演では、差別による暴力の数々や、女性に対する不平等について語り、「いまも差別は根深く残っている。すべての人が宗教の壁やカースト制度や貧富の差を乗りこえることを祈っている」と話しました。また、参加者に「カラを破って自分を出してほしい。神に頼るのではなく、不平等なあつかいをされたときには自分で闘おう。自分の権利を自分で手に入れよう」と力強く語りました。残念なことに、2001年に自宅前で凶弾に倒れ、死去されています。
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ジョゼ・ラモス・ホルタ Jose Ramos-Horta

  • 「とにかく勉強をすること。貧困、独裁の犠牲者などに鈍感では、人生が空虚なものになり、仕事や利益のための単なる機械のような人間になってしまうだろう。だからとにかく勉強をすること。勉強、勉強、勉強。そして人間の尊厳への視点を失わないことだ。人間の尊厳への視点は人生をゆたかなものにする」
    インタビュー/京都精華大学創立30周年記念事業 「自由へのメッセージ」
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アウンサン・スーチー Aung San Suu Kyi

  • 「視野を広げ、同朋意識をもって全世界を受け入れること、他人の困難を感じとることのできる、より大きな心をもつことが大切だと思う。世界で起こる残虐行為や悲劇は、自己中心的考えと人間の諸問題に対する理解力の欠乏が根源となっている。だから、若者が持つべき目標は広い心を獲得することだろう」
    インタビュー/京都精華大学創立30周年記念事業 「自由へのメッセージ」
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