第7回「ポピュラーカルチャー研究会」開催
マンガが醸成した〈文化〉
ポピュラーカルチャー(史)的意味とジェンダー論的視点からの考察

12月20日(土)、京都精華大学清風館において、第7回ポピュラーカルチャー研究会を開催しました。研究発表テーマは、瓜生吉則氏(立命館大学産業社会学部)による「〈少年〉たちの楽園─“ジャンプ黄金時代”とは何だったのか」、杉本・バウエンス・ジェシカ氏(京都精華大学マンガ学部)による「LOVEとCRAFTS─女性特有の空間におけるブリコラージュ」。瓜生氏は、少年雑誌における「読者」のありようを歴史的に振り返りつつ、雑誌という枠をはみ出しているかのように見える『ジャンプ』のメディア特性に着目し、“ジャンプ黄金時代”のポピュラーカルチャー史的意味に迫った。杉本氏は、ゴスロリファションや球体関節人形、BLマンガや小説、ビジュアル系バンドやコスプレ、同人誌やドールハウス、「少女文化」現象を「ブリコラージュ」として考察し、ジェンダー論の視点から分析し関連付けようとする。主に女性や女性ファンが支配するサブカルチャーのヴァーチャルと物理的空間においての生産・再生産を追い、そこにおける抵抗と妥協、撹乱、そして参加者のアイデンティティ構成への影響を検証。今回から新たに3名の女性研究員を迎え総勢18名という大所帯になり、また本学での開催という事もあり、学生諸氏の参加も徐々に増える中、今後の展開に大いに期待したいものです。多くの学生諸氏をはじめ、興味ある方の参加がまたれます。なお、杉本氏は3月3日開催予定の第8回ポピュラーカルチャー研究会において、今回の続きの研究発表をされる予定です。

研究会構成員

2009/01/08



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