|
関西アニメーション史研究プロジェクト活動報告
第12回聴き取り調査
2008年7月23日(水)
聴き取り調査対象者:戦前からの制作会社を運営していたS氏のご子息S氏、元現像所勤務のT氏
参加者:津堅信之研究員、表現研究機構1名
場所:太秦帷子の辻喫茶KAMEYA
今回の聴き取り調査も前回と同様O氏のご尽力で実現しました。S氏は戦前から戦後にかけて京都のアニメーション業界できわめて大きな位置を占めていたS氏のご子息で、戦後日活や京都映画社で活躍された方。またT氏は戦後、松竹京都太秦ラボ等で活躍された方。S氏はご高齢にもかかわらずお父上の活動について、また自らの戦争体験や戦後の映画・アニメーション業界の動きに関してきわめて貴重なお話しをしてくださいました。お父上S氏はもともと工務店経営者で京都南座建設を担当されたことなど、びっくりするような事実も語ってくださいました。またご子息S氏は戦後の京都・大阪のアニメーション業界のキーマンの一人木村角山とも交流のあった方で、これまで不明だったことが随分明らかになってきました。
またT氏はたいへんご記憶が鮮明で、戦後すぐの時期における京都太秦地区の映画およびアニメーション業界の動向についてとても詳細に、数々のエピソードを交えて話してくださいました。
お二人のお話しによって、またそこで教えていただいたM氏に今後お話しを聴く事によって、これまでほとんど不明だった戦前から戦後へのつながりが相当明らかになるのではと期待されます。
2008/07/30
|