テレビCM研究プロジェクト・関西アニメーション史研究プロジェクト
第3回合同研究会開催


日時:12月15日(土) 13:00〜17:00
場所:京都国際マンガミュージアム 研究室1
報告:大橋雅央研究員「「さがスタジオ」CM作品に見るアニメ作画技法およびカメラワーク」
   石田佐恵子研究員「データベースのデザインをめぐって」

両研究プロジェクトによる合同研究会もこれで3回目になります。今回は、大橋雅央研究員、石田佐恵子研究員による研究報告がなされました。
大橋研究員による報告は、本学が管理する「さがスタジオ」制作のテレビCM作品147タイトルについて、アニメーション制作技法に的を絞ったものでした。1956年〜1963年に制作された147タイトル中、アニメーション作品が119本を占め、TCJ作品と同様に、テレビ放送初期におけるアニメーションの占める比率が大きいことが示されました。また、作品それぞれについて尺、アニメか実写か等の形態、背景がどのように制作されているか、カメラワークはどうか、等々について分析し、これらの作品群の作画技法、カメラワークの特徴や傾向を指摘しました。今後はTCJ作品群に対しても分析を拡大し、比較を通じて関西におけるアニメーション制作における特徴を明らかにすることが期待されます。
石田研究員は、TCJ作品群のデータベースに関して、現時点での検索システム、カテゴリーの問題点を、ジェンダー・家族という視点を例にとり、当データベースに接近する際にどのような問題が生じるか、また何がそこで求められるか、具体的に指摘しました。とくに現在の立場から見たカテゴリー等の連続性と非連続性が浮かび上がる工夫が求められるとの問題提議がなされました。
現在のデータベースは取り敢えず一旦全作品について創り上げた段階のもので、ここからさまざまな改良・付加がそれぞれの専門分野から加えられるべきものであり、今後各研究員が、検索項目などについて手を加えて行くことが確認されました。

次回合同研究会は、3月16日(日) 13:00〜17:00 於:京都国際マンガミュージアム

2007/12/18



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