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1

Kykloz(生々流転)
MotionGraphics 4分49秒

自然の中にもともと存在している模様に影響を受け、命を生み出す瞬間、進化の過程をイメージし、自分の中で空想した世界が広がる。点や線から始まり、基準となる素材になった。要素が同じでも組み合わせ方によって違うパターンができるという部分に重点をおいた。あなたの見方によってはどんな世界にも想像できると思う。

CAO Thi Ha カオ ティー ハー

2

砂水
砂、木材 350×330×300cm

僕は現実と空想が交差する空間に不思議な魅力を感じます。
この作品では、砂を水に見立て、
水の中にいるような空想の空間を作りました。

この作品で美術館という現実の空間と空想の空間の交差した場所で、
水の中にいる感覚が引き出されたらと思います。

坂口 彰広 Akihiro SAKAGUCHI

3

劇場版・箱で駅伝、
映像作品 25分

「劇場版・箱で駅伝、」は映像コースのブログ上で掲載されていた連続ドラマの総集編です。

ドラマの中に登場するキャラクター、父と娘、男と女、犯人と被害者、そして作者と観衆・・・さまざまな人間関係はただしりとりという仕組みによって偶然に居合わせられた関係にもかかわらず、両者の間に確かな何かが立ち現れます。その「何か」はコミュニケーションの中で伝達される「メッセージ」「情報」だけなのでしょうか。それだけではないような気がします。エネルギーです。私は作者としての自分と観衆の間、そして人物相関の間にあるそのエネルギーを重ねて、「箱」という記号を用いることにしました。

ドラマにおいてメッセージを誰かにつなぐ、まるで駅伝のたすきのような役割を担う「箱」。それはドラマの中だけでなく、視聴者と制作者の間にもあります。このドラマには毎話にでてくるタイトルを、前話のタイトルのしりとりという形でインターネットで公募し、リクエストをもとにドラマをつくっています。この行為こそ、コミュニケーションそのものであり、誰かから私に、私から視聴者にという駅伝でもあるのです。

どうしても何かを誰かにつたえたい。「箱で駅伝、」は、そんな私とこれをみているあなたとの駅伝でもあるのです。

岡本 大祐 Daisuke OKAMOTO

4

LIFE DISPLAY インスタレーション
マネキン、プロジェクター 230×200×270cm

人間は生まれてから死ぬまできれいでい続けることはできない。日ごろの生活習慣やストレスなどで、心身共に汚れ続けていく。それは生まれたその瞬間からスタートする。
しかし、人間は楽しもうと思う心がある。きれいなものをきれいと思う心がある。どんなに汚れ続けても、そういった心だけはきれいに保ち続けたい。一生楽しもうと思う気持ちを忘れないように。

新 拓也 Takuya ATARASHI

5

Δ□○+♪
アニメーション 3分40秒

これは、タイトルどおりΔ□○+の図形と音楽(♪)だけで構成した、とてもシンプルな作品です。
ストーリーもなく、この音楽が持つ軽快さを単純な素材だけで表現する為に、図形の動きや組み合わせ方だけでなく、色彩にもこだわりました。図形は動画をΔ□○+の形に切り取ったものを使用しているので、音楽に合わせて動きながら、色合いも少しずつ変化していくようにしました。

西田 明日香 Asuka NISHIDA

6

Eyeball of offshade
アニメーション 10分

「同じもの」の中に「異質なもの」が混じっているということは、たとえその「異質なもの」が本当に異質ではなかったとしても「同じもの」は「異質なもの」を嫌悪する。

そして「異質なもの」が全体を壊してしまうのではないかという不安と身勝手な慢心によって、排除しようと働きかける。認識することを拒否する。

「異質なもの」だけですべてが構成されれば、異質であるという定義は消滅し、異質という言葉は本質を失い、異質は異質ではなくなる。
そしてこの一つの「異質なもの」は己の存続を賭け「同じもの」をすべて消失させる。「異質なもの」の中に存在している己は異質ではないと叫ぶ。悲鳴をあげる。

鈴木 恵理子 Eriko SUZUKI