
サラリー麺
シルクスクリーン、塩ビ板、テーブル、鞄 75×90×82cm
毎日草食
粉もんガール
\480の段階
韓流婦人
サラリー麺
上記5作品共に シルクスクリーン、塩ビ板 75×90×82cm
物だけが先走って溢れかえり、人の心が追いついていない現状。「物と心」二つのバランスがとれていない現代人の「人としてのうつわ」をテーマにした作品です。
忙しなく食事する人、よそ見をしながら食事する人、今の食事に不満な人、おしゃべりと食事に夢中な人、安価なもので満足する人・・・・・・。現代人にありがちな食事スタイルを風刺し、食器で顔を隠すことによって個をなくし、不特定多数にも該当するような人物像を作りあげています。それらがテーブルに映し出されてしまった時のアイロニカルな状況を演出しています。
小川 多実子 Tamiko OGAWA
らんちゅう娘
ポリマー版画 41×47.5cm
人魚
ポリマー版画 59×41cm
私にとって生の美というのは欲の美でもある。宗教画の聖母や少女を模した人形は、成長性がなく永遠の完全体として停止しており、それ故に無欲で私たちは何も求められず、安心して彼女たちの崇高な美しさに心を打たれる。
しかし現実は違う。現実に生きている女は重い肉に赤い血を持ち有限を憂いて、それ故に貪欲である。そして生の痛みを知る。ともすれば女は子を生む時も、情を交わす時も、あるいは過剰に美を求めたときでさえ苦痛と血を味わう。しかし貪欲な女人は求めるものの為にそれを受け入れて呑みこむ。そんな凄まじさが彼女たちを極めて人間的でありながらも、底の知れない妖怪のようにみせる所以ではないだろうか。そしてそんな彼女たちの美しさや情深さに殺意さえ覚えるとき、私もまた自分が生きているという事を実感する。
大東 千華 Chika OHIGASHI
