お仕事図鑑

アニメーター【あにめーたー】

アニメーター
アニメーション制作で、絵を描く仕事にたずさわる人の総称。監督が描いた絵コンテやシナリオに沿って、登場人物などの動きの起点と終点となる絵を描く「原画」、その間の動きを1コマずつつないでいく「動画」、背景を専門に描く「背景」、仕上げの彩色を担当する「色彩設計」など、細かく担当が分かれている。このように大勢の専門家によって、ひとつのアニメーション作品はつくられる。また、この仕事に就くには、アニメーション制作会社に就職することになるが、実績を積んでフリーランスになり、アニメーション作品ごとに制作会社と契約を結ぶ働き方もある。

イラストレーター【いらすとれーたー】

イラストレーター
テレビや雑誌、Webサイト、CM、プロモーション映像など、さまざまな媒体で自分の描いたイラストレーションを使ってメッセージを届けるのが仕事。ほとんどがフリーランス(個人事業主)として活動する。出版社や広告代理店、デザイン事務所などに作品をアピールしたり、個展を行ったり、ギャラリーにポートフォリオを設置したりと、地道に自分の作品を売り込んでいくことも必要になる。イラスト次第で商品のイメージが決まるなど、言葉以外の情報で多くの人を魅了するプロとも言える。

映像ディレクター【えいぞう - でぃれくたー】

映像ディレクター
テレビ番組やCM、プロモーション映像、イベントなど、映像制作に関わり、企画や演出を行う人のこと。クライアントからの発注を受けて企画を考え、絵コンテを描き、撮影に立ち会い、編集を行う。撮影、映像編集、CG・特撮技術などの専門家とともに、チームでひとつの作品をつくりあげていく。映像制作会社やプロダクションに就職するケースがほとんど。

NPO法人職員【えぬぴーおー - ほうじん - しょくいん】

NPO法人職員
NPOとは「Non-Profit Organization」の略で、「非営利組織」「民間非営利組織」という意味。NPO法人は、「特定非営利活動促進法(NPO法)」により法人格を認証された団体で、利益の配当を目的としない、社会的な活動をするためのすべて組織を指す。法に定められる17つの分野として、保健・医療や福祉、社会教育、まちづくり、学術・文化・芸術・スポーツの振興、環境、子どもの健全育成・国際協力などがある。

グラフィックデザイナー【ぐらふぃっく - でざいなー】

グラフィックデザイナー
イラストや写真などの画像や、タイポグラフィなどを組み合わせてグラフィック作品を制作する人のこと。ポスターやチラシ、カタログ、雑誌、広告、商品パッケージなど媒体はさまざま。クライアントやディレクターの希望に対して、自身の感性や技術で期待を越える作品を作り出すことが求められる。デザイン事務所や広告代理店、広告制作会社、印刷会社などに就職するケースがほとんど。そのほか、メーカーなどの企業で社内デザイナーとして雇用される場合もある。経験を積んでフリーランスになる人も多い。

伝統工芸家【でんとう - こうげい - か】

伝統工芸家
織物、漆工芸、和紙、竹細工、木工芸、べっ甲、陶磁器、ガラス工芸、金属工芸、工芸菓子、版画、人形など、主に日用品と呼ばれるものを手作業によってつくる人のこと。長年にわたって受け継がれてきた技術を、師匠から弟子へと継承し、日本文化の担い手へと育っていく。一人前になるまでに10年以上かかることも少なくない。ものづくりは作業工程ごとに分業し、職人や工芸家たちが力を合わせて行われることが多いが、商品によっては、一人で全ての工程に関わることもある。無形文化財の保護と育成を目的にした団体や、国による伝統的工芸品指定などの取り組みも盛んに行われている。

建築家【けんちく - か】

建築家
建築物の設計・管理を行う人。建築士の資格をもつプロフェッショナルにのみ許される仕事で、安全で安心な建築物をつくることが大前提だが、それだけはなく社会や環境に及ぼす影響までをしっかりと踏まえた建築がなされているかどうかを見守る仕事であるとも言える。建物が一つでき上がるだけで、周囲の風景が一変する。そのことに対する創造力を働かせながら、未来のために仕事をする。そんな気概が必要な仕事だ。

博物館学芸員【はくぶつかん - がくげいいん】

博物館学芸員
博物館学芸員の資格をもち、美術館や博物館で文化財や美術作品などの収集、保管、展示、調査研究、教育普及を行う人のこと。 展覧会を企画する場合は、テーマから作品選択、解説文の作成、会場レイアウトなど、展示にまつわるすべてに関わる。専門的な内容を一般の人にもわかりやすく伝え、美術や文化財の魅力を伝えていくことが重要な仕事となる。資格取得のためには、大学で決められた科目を履修し、その後、各地方自治体や私立の各博物館の採用試験にて採用される必要がある。

美術教員【びじゅつ - きょういん】

美術教員
教員免許をもち、中学校・高等学校などの教育機関で絵画や彫刻、陶芸などの美術作品の制作を指導する仕事。技術のほか、美術史や美術の楽しみを伝え教える。生涯通して美術に関わり、美術の楽しさを伝え広める醍醐味がある。教員として勤務するには、芸術系または教員養成系の大学、短期大学で高校教諭免許(美術・工芸)、中学教諭免許(美術)を取得し、都道府県や私立学校の教員採用試験に合格しなければならない。

プロダクトデザイナー【ぷろだくと - でざいなー】

プロダクトデザイナー
工業製品のデザインを行うデザイナー。主に自動車、飛行機、家電製品、業務用機器、医療機器などの工業製品のデザインを行う。安全性や快適性を追求するだけではなく、その製品を使うことで、日々の暮らしが楽しくなる、というメンタルな部分にも影響を与える。だからこそ、プロダクトデザインは責任のある仕事として、認知されその存在に憧れる人も多い。しかし、実際の仕事はクライアントとユーザーとの間に立って、本当に必要とされるデザインを探るなど、地道な努力を積み重ねていく必要がある。

編集者【へんしゅう - しゃ】

編集者
書籍や雑誌、Webマガジンなどで、さまざまなコンテンツを企画し、カメラマン、ライター、デザイナーなどと協力し合いながら、読者を楽しませる媒体をつくる人のこと。この仕事に就くには、出版社や制作会社に就職するケースが多く、なかには実績やコネクションを積み重ねてからフリーランスに転身する人もいる。マンガ編集者の場合は、マンガ雑誌を出版する出版社に就職し、複数のマンガ家を担当しながら、ともにヒット作をつくりだすことをめざす。Webコンテンツや映画などのエンタテインメント業界と結びつき、さまざまなメディアでマンガ作品を展開していく醍醐味もある。

マンガ家【まんが - か】

マンガ家
子どもから大人まで、幅広い年齢の人をとりこにするマンガ作品を制作する人のこと。商業マンガ誌などに連載・読み切り作品が掲載される場合、出版社の編集者(ときには原作者も含む)と打ち合わせを重ね、ともに作品をつくりあげていく。また、会社に就職するのではなく自営業となる。連載をもつマンガ家の多くは、アシスタントを雇っている。スケジュール管理の能力や体力が必要な仕事だが、読者から届く手紙や、マンガ作品がアニメ化・グッズ化されるといった喜びがある。