G08京表具講座 
衝立(ついたて)を飾る
衝立─ついたては、“突き立てる”意のやまとことば。書画を永く保存し、美しく着飾る「京表具」の一つのアイテムです。元来は衝立障子と呼び、襖障子や板障子などに台を付けて立て、玄関や座敷の間仕切や目隠しに用います。またその仕上げとしての上張りには絵画が施されました。この講座では、裂地などを貼り合わせて装飾する両面使いの小型の衝立を制作します。表具用の裂地や和紙などで京表具の“飾る”を楽しむとともに、下張りを幾重にも重ねる伝統的な技術も体験していただけます。また衝立や襖、屏風など日本独特の“あいまいな仕切り”と文化や歴史との関わりについて学んでいただきたいと思います。
- 衝立の大きさ:約43cm×約60cm(縦横自由)
- 何種類かの裂地からお好みの柄を選んで頂き、衝立に裏打ちした裂地を貼り合わせます。
絵、書、布などを裏打ちして張りこむことや、葉書や写真などを差し替えられるようにすることも可能です。
お手持ちの布切れ、絵や書などを飾りつけたい方は事前にご相談下さい。
| 講師 | 井上 利彦 (京表具伝統工芸士・表装一級技能士) 中川 義博 (京表具伝統工芸士・表装一級技能士) 関 修法 (京表具伝統工芸士・表装一級技能士) |
| 定員 | 30名 |
| 受講料 | 8,000円 ※別途材料費3,500円 |
| 日程 | 全3回 土曜日 13:00 ~ 16:30
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| 会場 |
京都精華大学 〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137 *地下鉄「国際会館」駅3番出口よりスクールバス(無料)をご利用下さい。 |
- 作品見本

講師プロフィール
井上 利彦 INOUE Toshihiko
1960年生まれ。北区紫竹・井上光薫堂三代目。京都の気候風土が育んだ京表具の伝統工法による和紙による壁装など、現代建築にも提案している。
中川 義博 NAKAGAWA Yoshihiro
1964年生まれ。左京区仁王門・中川翠松堂三代目。裏千家出入りの中島静好堂で修行後、家業従事。茶掛けや障子張り、腰張りなど茶室のしつらえを得意とする。
関 修法 SEKI Nobumichi
1967年生まれ。下京区正面・河尻尚古堂勤務。東本願寺御用達、100 年続く老舗河尻尚古堂で、主に掛け軸の新調、修理に従事。何百年も受け継がれてきた伝統の技術を後世に伝えていきたい。
●講師について
業界の青年会時代から、技能士会、京表具伝統工芸士会を通して、技術研鑽するとともに、「多くの人に京表具を知ってもらい、好きになってもらう。」を合言葉に、小学校や町家などで実演・講習会を数多く開催、「京表具」のPRに努めている。
