G15一般意味論入門講座 受付終了
記号について意識的になる

いわゆる「情報」だけが急激に増えて実感がともなわない今日このごろ、これでいいのかしら? と心配なことです。一般意味論は、言語だけではなく、記号一般とわたしたちの行動の相関関係をしらべます。一般意味論の中心的な考えのひとつは、記号作用を抽象の過程と見ます。この立場は、もろもろの異なった分野や方法を整理統合する枠組みになるばかりでなく、この混乱の時代において分裂しがちなわたしたち個人の統合にも役立ちます。

「記号」と、それが指し示す「現実」との関係について気づきやすくするために、一般意味論の提唱者コージブスキー(1879-1950)は次の3項目にたとえました:

  1. 地図は現地ではない。
  2. 地図は現地のすべてをあらわすわけではない。
  3. 地図についての地図を作ることができる。

一般意味論は知識の体系ではなく、実践的な日常経験のいろいろなレベルで記号について意識的になるような、気づきの練習です。ここには思いがけない発見があります。

講師 片桐ユズル(京都精華大学名誉教授)
定員 16名
受講料 8,000円
日程 全5回 水曜日 19:00〜20:30
  • 第1回 2010年1月6日(水)
  • 第2回 2010年1月13日(水)
  • 第3回 2010年1月20日(水)
  • 第4回 2010年1月27日(水)
  • 第5回 2010年2月3日(水)
会場

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京都精華大学

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講師プロフィール

片桐ユズル KATAGIRI Yuzuru

片桐ユズル KATAGIRI Yuzuru

京都精華大学名誉教授。詩、意味論、英語教育など、ことばへの興味が、フォークソング運動とのかかわりをとおして、言語化以前の心身の動きを含みこむようになり、アレクサンダー・テクニークと出会う。1987年以来、海外からアレクサンダー・テクニークの先生たちを招きはじめ、1993年に日本最初の教師養成コースKAPPAを京都で立ち上げ、それの第1回卒業生として1997年にATIアレクサンダー・テクニーク・インターナショナル認定教師となる。アレクサンダー関係訳書多数。JATS日本アレクサンダー・テクニーク協会代表。
公式サイト http://www.kyoto-seika.ac.jp/yuzuru/