G03地球環境学講座 
〈地球時代〉の水──“水”とは何か?編

21世紀は水の世紀だといわれています。水「資源」が枯渇してきているからです。争奪戦はもう始まっています。一方で、水問題は資源の問題だけではありません。世界には安全な水にアクセスできない人が多くいます。基本的人権ともいえる水を確保できていないのです。世界の水問題は複雑で、解決は容易ではありません。総合地球環境学研究所のプロデュースで開催してきた「地球環境学講座」も今期で3シリーズ目をむかえます。今回は水と水問題を、様々な視点から見てゆきたいと思います。前期には、あらためて水とは何か、を問い直します。まず、水を文化として見る見方を提示します[第1回]。世界にはいろいろな「水」があるのです。次に、水を管理するということについて考えてみましょう[第2回]。資源とは違う水の側面が見えてきます。われわれがふだんどんな水を飲んでいるのか。化学的に水をみるのも面白いでしょう[第3回]。地下の世界で水はどうなっているのかご存知ですか。ふだんは意識しない地下水の話もしてみたいと思います[第4回]。

講師 阿部健一 (総合地球環境学研究所教授)
遠藤崇浩 (総合地球環境学研究所助教)
中野孝教 (総合地球環境学研究所教授)
谷口真人 (総合地球環境学研究所教授)
定員 25名
受講料 9,000円
日程 全5回 火曜日 19:00〜21:00
○第1回 6月2日
阿部健一「H2Oと水──文化としての水」
○第2回 6月9日
遠藤崇浩「水とつきあう──水の管理」
○第3回 6月16日
中野孝教「人と環境を“水質”から読み解く」
○第4回 6月23日  
谷口真人「見えない水──地下水の世界」
○第5回 6月30日
講座をふり返って──自由討議
会場


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shin-bi(学外施設)

〒600-8411 京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON烏丸3F
TEL&FAX 075-352-0844
http://www.shin-bi.jp

*地下鉄烏丸線「四条烏丸西」直結
*阪急京都線「烏丸駅」23番、25番出口「住友信託銀行」直結
*車は京都南I.C.より15分/JR京都駅から5分
※駐車場:京都市営四条烏丸駐車場 直結(有料)

講師プロフィール

阿部健一 ABE Kenichi

阿部健一 ABE Kenichi

専門は環境人類学、相関地域研究。第3〜5回世界水フォーラムにおいて、ユネスコと「水と文化多様性」セッションを企画・運営してきた。地球研では、地球地域環境学の構築を目指して、個々の地域・専門分野の学問的「編集」をしてゆく作業を行っている。


遠藤崇浩 ENDO Takahiro

遠藤崇浩 ENDO Takahiro

専門は政治学。総合地球環境学研究所助教。地球研では主に「都市の地下環境に残る人間活動の影響」及び連携研究「人と水」に関わり、水管理における政府の役割について分析を進めている。


中野孝教 NAKANO Takanori

中野孝教 NAKANO Takanori

専門は資源地質学、同位体環境学。地質学と地球化学の手法を組み合わせて、地球の環境を作っている石、土、水、大気、生き物のつながりを研究している。地球研では、様々な分野の研究を同位体環境学としてまとめる作業を開始している。


谷口真人 TANIGUCHI Makoto

谷口真人 TANIGUCHI Makoto

専門は水文(すいもん)学。ユネスコプロジェクト「気候変動と人間活動影響下の地下水資源管理」代表。国際地下水委員会副代表。地球研では「都市の地下環境に残る人間活動の影響」プロジェクトリーダー。京都の湧水、海底地下水湧出、水と文明など、水と人の繋がりを紐解く作業を行っている。


総合地球環境学研究所 http://www.chikyu.ac.jp/