アスピレーションズ―8つの扉
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京都精華大学ギャラリーフロール > 展覧会 > 京都精華大学50周年記念展「アスピレーションズ―8つの扉」

Exhibition - 展覧会 -

基本情報

京都精華大学50周年記念展「アスピレーションズ―8つの扉」

会期:6月8日(金)〜7月7日(土)
休館日:日曜日 ※6月10日は開館
開館時間:11:00~18:00 ※ただし6月8日(金)は14:00開場
入館料:無料
会場:京都精華大学ギャラリーフロール
主催:京都精華大学
監修:吉岡恵美子
企画:櫻岡聡、池田和正
協力:兵庫県立人と自然の博物館、ケンジタキギャラリー、レベッカ・ジェニスン、STUDIO森森
グラフィックデザイン:三重野龍
製作スタッフ:井上朔美

出品作家:
片桐ユズル、黒崎彰、塩田千春、柴谷篤弘+日高敏隆+中村裕太、竹宮惠子、タナカカツキ、西田潤、村岡三郎

概要

開学50周年にあたり、京都精華大学は建学の精神を振り返りつつ、教育・研究・社会貢献を通じて、今、そして未来のために何をなすべきか、そして学生たちにどんな問いやヒントを投げかけ、ともに歩んでいくべきかを考えていきます。京都精華大学50周年記念展「アスピレーションズ―8つの扉」では、卒業生あるいは教員として本学で時を過ごした多数のセイカ人の中から、今、若い世代に紹介したい8組の作家や研究者の活動を厳選して紹介します。
「野心、大志、憧れ」を意味する「アスピレーション」は、本展に出品するひとりひとりの表現や研究、そしてその背景にある自身や社会、時代に対しての真摯で止むことのない熱い想いを指します。「アスピレーション」と同じく、「インスピレーション」もまた「呼吸する」というラテン語からきています。1970年代から現在に至るまで、芸術、デザイン、マンガ、人文学、科学などの領域において多彩な才能を発揮し、多くの人に影響を与えた彼らの作品から「アスピレーション」を感じることで、私たち自身のインスピレーションへと繋がれば幸いです。

出品作家

塩田千春(Chiharu SHIOTA)

1972年大阪府生まれ。現代美術家。1995年京都精華大学美術学部造形学科(洋画)卒業。生と死という人間の根源的な問題に向き合い、その場所やものに宿る記憶といった不在の中の存在感を大規模なインスタレーションを中心に表現。2015年には、第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館代表として選出される。主な国内での個展に、KAAT神奈川芸術劇場(2016年)、高知県立美術館(2013年)、国立国際美術館(大阪、2008年)など。第20回シドニー・ビエンナーレ(2016年)などの国際展にも多数参加。本学では2010年から2012年に芸術学部客員教員として教鞭をとった。

存在の状態
塩田千春《存在の状態》2013年

竹宮惠子(Keiko TAKEMIYA)

1950年徳島県生まれ。マンガ家。1967年『COM』(虫プロ商事)に「ここのつの友情」を投稿し、月例新人賞に佳作入選。1968年『週刊マーガレット』(集英社)の新人賞に佳作入選した「リンゴの罪」でデビュー。代表作「風と木の詩」「地球へ...」で小学館漫画賞受賞。両作品は共にアニメ化されている。また、少女マンガだけでなく少年マンガや企業マンガなど様々なジャンルで活躍。文章では理解しにくい情報をマンガで描く「機能マンガ」や、後世に伝えるために史料性の高い極めて原画に近い複製を制作するプロジェクト「原画ダッシュ」の活動も行う。2014年紫綬褒章受章。本学では2000年から芸術学部、マンガ学部にて教鞭をとり、学長も務めた(2014〜18年)。

地球へ
《地球へ…》ソルジャー・ブルー ©竹宮惠子

タナカカツキ(Katsuki TANAKA)

1966年大阪府生まれ。マンガ家、映像作家。1989年京都精華大学美術学部デザイン学科(ビジュアルデザイン)卒業。在学中の1985年に小学館『週刊ビックコミックスピリッツ』誌にて新人漫画賞受賞し、マンガ家デビュー。1988年講談社『週刊モーニング』誌にて新人漫画賞受賞。著書には『オッス!トン子ちゃん』、『サ道』、天久聖一氏との共著『バカドリル』など。その他映像作品等も多数手がけ、アーティスト、アートディレクターとして幅広く活動。カプセルトイ「コップのフチ子」の生みの親でもある。1989年に刊行した初のマンガ単行本『逆光の頃』が2017年に映画化された。本学では2006年からデザイン学部客員教員として教鞭をとる。

フチ子
カプセルトイ「コップのフチ子6」2017©タナカカツキ/KITANCLUB

黒崎彰(Akira KUROSAKI)

1937年旧満州大連生まれ。版画家、版画史研究家。1960年代後半に現代木版画の旗手として登場し、鮮烈な色彩と有機的なフォルムが知的に構成される独自な様式を生み出した。精緻な刷技術を展開する現代木版画から、紙素材そのものを生かし造形するペーパーワーク作品まで幅広い創作をつづける。1967年国画会新人賞、1970年第7回東京国際版画ビエンナーレ・文部大臣賞、1981年ソウル国際版画ビエンナーレ大賞など受賞多数。2000年紫綬褒章受章。2017年京都府文化賞特別功労賞受賞。本学では1987年から2008年に美術学部、芸術学部で教鞭をとった。

朱のアラベスク
黒崎彰《朱のアラベスク》1980年

片桐ユズル(Yuzuru KATAGIRI)

1931年東京都生まれ。詩人。翻訳家。詩、意味論、ベーシック・イングリッシュとそれに基づいた英語教授法を用いて、50年以上教育に携わる。60年代から谷川俊太郎、アレン・ギンズバーグ、ゲーリー・スナイダー、ケネス・レクスロス他の現代詩人と交流し、現代詩の発展において大きな役割を果たした。ことばへの興味が、言語化以前の心身の動きを含みこむようになり、アレクサンダー・テクニークと出会う。JATS日本アレクサンダー・テクニーク協会代表。Kyoto Review編集長(1975~90年)。主な著書に『はじめてのにほんご』『片桐ユズル詩集』、主な訳書に『ボブ・ディラン全詩302篇(共訳、中山容)』など。本学では1973年から2001年に英語英文科、人文学部で教えた。

ボブ・ディラン全詩302篇
片桐ユズル ボブ・ディラン『ボブ・ディラン全詩302篇―LYRICS 1962‐1985』、晶文社、1993年

柴谷篤弘(Atsuhiro SHIBATANI)

1920年大阪府生まれ。専門は分子生物学。京都大学理学部動物学科卒業。広島大学教授、オーストラリア連邦科学産業研究機構研究員、関西医科大学教授を歴任。著作には『生物学の革命』、『反科学論』など。本学では1989年から1995年に人文学部で教鞭をとり、学長も務めた(1992〜95年)。

日高敏隆(Toshitaka HIDAKA)

1930年東京都生まれ。専門は動物行動学。東京大学理学部動物学科卒業。東京農工大学教授、京都大学理学部教授、滋賀県立大学学長、総合地球環境学研究所所長を歴任。著作には『チョウはなぜ飛ぶか』、『春の数えかた』など。本学では2007年から2009年に人文学部客員教員として教鞭をとった。

中村裕太(Yuta NAKAMURA)

1983年東京都生まれ。美術家。2011年京都精華大学芸術研究科博士後期課程修了。博士(芸術)。最近の展示に、第20回シドニー・ビエンナーレ(2016年)、あいちトリエンナーレ2016など。京都精華大学では2017年から芸術学部で教鞭をとる。

柴谷篤弘コレクション

兵庫県立人と自然の博物館所蔵
「柴谷篤弘コレクション」より
撮影:中村裕太

チョウはなぜ飛ぶか

日高敏隆『チョウはなぜ飛ぶか』岩波書店、1975年

西田潤(Jun NISHIDA)

1977年大阪府生まれ。陶芸家。2002年京都精華大学芸術研究科芸術専攻(博士前期課程)修了。大型の外枠に釉薬や素焼きの造形物を満たし、高温で焼成する手法で制作。現代陶芸のホープとして注目を集める中、2005年に急逝した。参加した主な展覧会に、第18回バロリス国際陶芸ビエンナーレ(2002年)、第1回台湾国際陶芸ビエンナーレ(2004年)など。2000年第38回朝日陶芸展奨励賞、2001年第1回大韓民国世界陶磁ビエンナーレ造形部門銅賞、2002年第6回国際陶磁器展美濃陶芸部門グランプリ、2003年第53回ファエンツァ国際現代陶芸展ランプリなど受賞多数。

絶(ZETSU)
西田潤《絶(ZETSU)》2003年 Photograph: Seiji TOYONAGA

村岡三郎(Saburo MURAOKA)

1928年大阪府生まれ。彫刻家。鉄、硫黄、塩などの元素的な自然物質、あるいは熱、振動の痕跡を用い、「生命」や「死」という根源的な問題を問いつづけた。1990年には、第44回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展に遠藤利克とともに日本館代表として選出される。主な国内での個展に、東京国立近代美術館(1997年)など。横浜トリエンナーレ2001、釜山ビエンナーレ2010などの国際展にも多数参加。1965年第1回現代日本彫刻展(宇部市野外彫刻美術館)大賞、1999年第40回毎日芸術賞など受賞多数。本学では1993年から2002年に美術学部、芸術学部にて教鞭をとった。

塩と酸素
村岡三郎《塩と酸素》2000年

関連プログラム

オープニング・イベント

6月8日(金)
16:30~18:00「アーティスト・トーク」
会場:京都精華大学ギャラリーフロール

6月8日(金)
トーク終了後「レセプション」
会場:京都精華大学 iC-Cube(明窓館M101)


片桐ユズル+中川五郎 ギャラリートーク+LIVE Poetry reading / folk song

地震の影響で当イベントの日程が7月2日(月)に変更となりました。
時間、内容については変更ありません。

6月18日(月) 7月2日(月)
18:00-19:30
会場:京都精華大学iC-Cube (明窓館M-101)
Part 1 ギャラリートーク
Part 2 詩の朗読会・フォークソング〜LIVE !!!
本展出品者の片桐ユズル氏とフォーク・シンガーの中川五郎氏はこれまで様々なコラボレーションを行ってきました。お二人をお招きし、詩の朗読会とフォークソングを中心するライブを開催します。

ゲストプロフィール
中川五郎 (Goro NAKAGAWA)
1949年大阪府生まれ。60年代半ばからアメリカのフォークソングの影響を受け、曲を作り、歌い始める。68年に「受験生のブルース」や「主婦のブルース」を発表。70年代に入ってからは音楽に関する文章や歌詞の対訳などが活動の中心に。90年代以降は小説の執筆やチャールズ・ブコウスキーの小説などの翻訳も行う。近年の著作は『ディランと出会い、歌いはじめる』(SURE、2017)、訳書は『ブコウスキーの酔いどれ紀行』(河出文庫、2003)、『追憶のハリウッド '60s もうひとつのディラン詩集』(青土社、2010) など。


タナカカツキトークイベント

6月25日(月)
18:15〜19:30
会場:清風館C-103
漫画や映像、カプセルトイから、水草水槽にサウナに至るまで、様々なジャンルにわたり活動と発信を続けるタナカカツキ氏。その多彩でユニークな創作の秘密に迫ります。


アセンブリーアワー講演会 塩田千春「世界をひとつに繋ぐ」

日時:7月5日(木)16:20〜17:50
会場:京都精華大学 友愛館 アゴラ
詳しくは、下記ページをご覧ください。
http://www.kyoto-seika.ac.jp/info/assembly/2018/first/2018shiota/

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