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町家と日本画 Art cosmixed Life exhibition vol.2


町家と日本画
Art cosmixed Life exhibition vol.2
2001年11月16日(金)〜11月18日(日)
町家と日本画 Art cosmixed Life exhibition vol.2 時間 10:00〜17:00
会場 大津百町館
〒527-3636
大津市中央1丁目8-13
(京阪三条より京阪大津線を経て浜大津駅下車徒歩7分)
出展者 河合瑛弘
(京都精華大学芸術学部造形学科日本画専攻卒)

FEELING WIND SPACE

2001年11月16日〜18日、滋賀県大津の大津百町館で当学日本画卒業生、河合瑛弘さんの個展がひらかれた。

浜大津の駅からの大きな通りを琵琶湖を背にして少し上り、左右の辻に入ると昔ながらの商店街が並ぶ。大津百町館は、そんな中にあり、大津では唯一一般公開されている町屋だ。今回この場所で河合さんが個展を行う事になったのは、以前琵琶湖ビエンナーレにスタッフとして参加したのがきっかけだそうだ。その昔は本屋を営んでいた家の中は、土間に続いて台所があり、はりの出た高い天井や使用出来る状態で残っている井戸や釜。なぜか懐かしい温かみのある空間がひろがる。さらに、奥へ進むと家の裏には土蔵も在る。


THE EARTH

THE SUN

居間に上がると、河合さんの友人が火鉢を囲んでにぎやかだ。居間の奥は縁側がコの字の廊下になっていて、四畳半程の離れの部屋へと続いている。廊下の内側は坪庭と呼ばれるこじんまりとした庭がある。そうして家の中を見て進むと、河合さんの作品を見る事ができる。その事でかえって見るところがたくさんありすぎて困ってしまう人もいるのではないかとも思うが、逆に言えば「作品」「町屋」と、見る人の楽しみ方の幅を広げているようにも思う。

今回の河合さんの作品は、どれも自然を題材にしている。
「太陽」・「地球」・「風」。自然を表現する事こそ、見る人に感動を与えられると考えて河合さんは作品を作っているそうだ。
特に「太陽」が好きらしい。興味のある事は、モンゴルのホーミー、日本のわびさびなど。色々な事に興味を持ち勢力的に活動している河合さんの今後が楽しみだ。

取材・文 / 杉浦 解子(芸術学部3回生)

河合さんに質問

町家についてはどう思われているのでしょう?なぜ、町家で個展を開催しようと思われたのですか?
日本画が、町家にあっているからです。

「日本画が町家にあっている」と言うことですが、それはどうしてですか?
日本画が町家に合っているっていうのは、単純に言えば、日本画も町家も、ともに日本文化の中に存在してきたものだからだが、日本画は、岩を砕いて生まれる絵具を使い、町家も土を使った土壁など、基本的に日本文化に存在する自然としたものを取り入れている。また、寺や城にある屏風や襖絵、それには日本画が施されて、今や寺や城、町家など昔ながらの建造物と日本画との関係は一体化された昔からの習慣みたいなものが、その思考に根づいています。
これもまた文化。
今日では町家の存在というのは町家を料理店にしたりと現代的なものを取り入れたものが流行り始めている。この町家の改造文化は、社会的な要因が含まれているけれど、生まれ変わった町家は確かに素敵で魅力的なもの。私が町家に魅かれるのもそういったものがある。
今はなんにでも便宜を図る時代。そんな時代だからこそ今と比べて不便であったものをよしとする還元的社会性思考が生まれてくる。

わびさびはどんなところに興味がありますか?
ワビサビといっても、昔は庶民的なものではなかったようだが、ワビサビという響きは日本くさくて、私は好きだ。
大切にしていきたい。日本の誇りたるものだよね。これは。

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